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「写真家 甲斐扶佐義」の新しいホームページを作成しました。
今後はこちらのページから最新情報をご覧下さい。
「カイ日乗」も「写真家 甲斐扶佐義」のHPで継続しています。
ご案内
甲斐扶佐義著「ほんやら洞日乗」(風媒社)出版記念パーティー
日時:2015年4月18日(土)午後2:00〜4:00
会場:京都平安ホテル 2F 東山の間
京都市上京区烏丸通上長者町上ル
Tel. 075-432-6181
会費:10,000円(著書、ポストカード付)
→詳細はイベントのページへ
ほんやら洞閉店のお知らせ
70年代からの京都の市民運動、反戦活動、南ベトナム・韓国の政治犯救援運動や、わいせつ裁判事務局としても知られ、オーラル派の詩人たちのポエトリー・リーディング等の中心的拠点、若者の対抗文化の象徴的な喫茶店「ほんやら洞」(延べ120平方メートル)が全焼した。
私は、この店の最初期から中心的メンバーとして関わり、バブル経済期から1990年代末まで後進に運営権を譲り、一時身を引き見守ってきたが、若手、他の創立メンバーが、この店を見放すのに義憤に近い感情に囚われ、カムバックして15年、二足の草鞋ならぬ、中途半端な三足の草鞋と象徴の上で、トリレンマに苦しみ、不景気に喘ぎつつ、ほんやら洞の70年代の栄光の日々を閉ざすな、「灯火を守れ!」というお客、支持者の期待に応えてひとり支えて来た。
私は、写真家として、また、ほんやら洞の歴史を記述する記録者として、晩年の仕事に移行する時期だと考え、後継者にこの店をバトンタッチする道を模索してきた。
おりしも、この店の土地、家屋の地権者が亡くなり、新たな相続者が、ほんやら洞をスクラップにして、ビルの中に入れる腹案があると知らされ、これに強く反対し、ボロボロながら、メンテナンスの手を加えることを新地権者に主張していた矢先のことだった。各界からの支持の署名を取り付けて、新地権者にお願いする文書を渡す予定だった。
不幸なことにこの1月16日(金)午前4:48頃、原因不明の出火による火災に見舞われ、店の備品はもとより、私が40数年精魂掛けて保存してきたモノクロ写真のネガ200万コマ、数万点のプリント、40冊を越える自著の数千点の在庫、ポスターやポストカード、愛着のある数台のカメラ、43年間書き続けた百数十冊の日記、出版間近だった草創期の楽しかりし日々を綴った「ほんやら洞の青春」の草稿、開店当時の雰囲気をビビッドに伝えるお客の記した貴重な落書き帳等を数千点の蔵書と共にほぼ全焼し、喪失してしまった。
類焼した近隣への補償等、何から手につけていいか、今、途方にくれている。
2015年1月21日
甲斐 扶佐義
甲斐扶佐義は、2009年「京都美術文化賞」、昨年はパリ・ボザール展(フランス大統領後援/2014年フランス国民美術協会(SNBA))にて「ジャン・ラリヴィエール賞」受賞。
写真家・甲斐扶佐義を支援する皆様
ピンチのなか、甲斐本人のみならず、八文字屋、ほんやら洞をご愛顧たまわり、有難うございます。
甲斐のHard Time(自分でそうよんでいる)を哀れと思う方、八文字屋を叱咤激励せんと思われる方、フィルム代一本分でも、プリント買い上げ予約金納入という形でも、甲斐に振り込んでやろうという方、下記の口座へお振込ください。
甲斐扶佐義 初のカラーポストカード発売中!
甲斐扶佐義オリジナルポストカード「京都カイ的名所図会」20枚セット(価格 2,500円)
ご注文はこちらへ
(祇園、京都御苑、天神さん、出町、蹴上、上賀茂、東九条、如意ヶ岳、白川、木屋町、長岡天神、広河原、木津川など...京都のカイ的名所撮り下し最新作!)
ネコ写真集 好評発売中!
京都猫町ブルース
写真・文/甲斐扶佐義
淡交社
定価1,365円(税込)/A5判/並製本/160頁/写真152点
*表紙カバー裏に京都猫MAP付き
この一冊をじっくり眺めて、決めました。
私、生まれ変わったら京都の猫になる。(角田光代/作家)
全国の大型書店、Amazonなどで発売中。
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税込価格:956円
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店内販売おすすめ写真集
浜田佐智子最新写真集
BEHIND A TENDER WIND
やさしい風に誘われて〜西欧〜
発行:ほんやら洞
頒価:1500円
64ページ(カラー8p, モノクロ56p)
リスボン日記入り
*ほんやら洞、八文字屋でも販売しています。
*ご注文は下の購入ボタンをクリックしてください。(送料無料)
浜田佐智子ホームページ http://sachiko-hamada.info
甲斐扶佐義写真入 特製紙袋 発売中!
1部1,000円
(ヒモの色はピンク、赤、紫の3種類)
ほんやら洞で購入できます。
1F壁面/2Fライブ情報
ほんやら洞2F イベント
■ペルシャ古典音楽の若き継承者
シューレシュ・ラアナーイー ソロライブ
2014年11月16日(日)
open 14:00 / start 14:30
場所:ほんやら洞 2F
チャージ:一般 2,500円/学生 2,000円 (+1drink order)
詳細はイベントのページをご覧ください
1F Wall Gallery 貸出します。
1F壁面スペースはギャラリーとして貸出中。
2万円/週(期間は自由です。ご相談ください)
・学生割引あります。
・DM, ポスター作成は別途料金
お気軽にご相談ください。
客席側 幅8m/カウンター側 幅5m
2Fスペース
ほんやら洞2階スペースは、大テーブル2台、小テーブル2台、ローテーブル&ソファーもあり、ゆっくりおくつろぎいただけます。
貸し切りでミーティング、ライブ、パフォーマンス、パーティー、各種教室などにもご利用いただけます。料金は用途に応じて。まずはお気軽にご相談ください。
*基本使用料(3時間以内:3,000円)+お一人様1オーダー以上をお願いします。
*パーティーなど飲食メインの場合は、別メニューでご用意いたします。詳細は直接お問い合わせください。
ほんやら洞の由来
1972年春に、京都市上京区は同志社女子大の西隣に、西尾志真子、福山慈子、きむ、伊藤隆、木村仁、室謙二、早川正洋、新村某、モスケ、岡林信康、中尾ハジメ、甲斐らの手によって、「金のある者は金を!力のある者は力を!智恵のある者は智恵を!」のベ平連方式で、楽しみ、学びながら始められた喫茶店。 店名は、人気マンガ家、つげ義春の「ほんやら洞のべんさん」からとった。
その「ほんやら洞」とは、新潟県五日市地方の小正月の行事のほんやら洞(雪のカマクラ)のことで、どんど焼、左義長、鳥追いとともにおこなわれた。ほんやら洞とは、転じて、子どもの遊び場。ここから成長するのだという初期メンバーの意気込みもみえかくれする。
開店当初、ラジカルな児童文学者で知られる故佐野美津男さんが、「平凡パンチ」の取材で(小中陽太郎さんの指金か?)きて、「キミたち、洞、つまり、母親の胎内のことだ。キミたちには胎内回帰願望があるのか?」とわかったようなわからないような質問をしたことがある。
ちなみに、洞は、韓国などで、新しい里の意味のある古代日本語の「郡(コホリ)」などの類語。
なるほど、私たちは、当時、たしかに自閉的な仲良し集団というおもむきがあった。それぞれの自己訓練の場と位置づけ、グループセラピーを標榜したこともあるが、どこかうさんくさかった。そんな自己規定よりも、一旦、店をあけると、来るわ、来るわ、さまざまな意味づけ。少なくとも、そこで、甲 斐はノイローゼ状態。
折りしも、浅間山荘で「総括」(オウムではポアか)と称し、私刑がおこなわれており、ほんやら洞でも、「総括」は流行語。
中川五郎フォークリポートわいせつ裁判も始まり、ほんやら洞は裁判支援の拠点にもなった。
以後、幾曲折もあり、1999年11月30日をもって、それまでの共同性に終止符がうたれ、出町のこの地のほんやら洞は、甲斐扶佐義の経営となり、初期の夢を活用して、さらにヴァージョン・アップをは かっている。
その間、高知市、東京国分寺(現在中山ラビ経営)、西荻窪、西陣にほんやら洞ができた。いずれも姉妹店である。金沢のもっきりや、いまはなき、岩国市のほびっとも同列。
出町ほんやら洞に、甲斐がカムバックすることによって、甲斐が16年間やってきた、木屋町四条上ル大西ビル3F「八文字屋」(現在はHOTTAビル。phone 075-256-1731)は、やや弱体化し、いま、失地回復の努力にはげんでいる。
八文字屋は、写真集「美女365日」「八文字屋の美女たち」でも有名な店で、過去、幾多のカップリングがなされた。
なお、続刊が期待されている「屋上でヨクジョウ」はアトリエ閉鎖のため、作業が大幅に遅延している。
(「ほんやら洞通信007号」(2000年8月発行)まえがき『ほんやら洞の由来』より)
メニュー
MENU
お食事
*日替定食 昼 700円/夜 850円
*カレー(ミニサラダ付) 800円
*《名物》鶏の朝鮮風煮込み 900円/ごはん 又は パン付 1050円
トースト
*トースト 380円
*ジャムトースト 420円
*チーズトースト 420円
*ガーリックトースト 430円
*ハムチーズトースト 450円
*オニオンチーズトースト 450円
*シナモントースト 430円
*ツナトースト 450円
*野菜のせトースト 500円
*バジルチキントースト 500円
・トーストセット(トースト、ミニサラダ、コーヒー又はチャイ) 700円
・サラダ 500円
・ヨーグルト 600円
デザート
*本日のお菓子(ティラミス 430円)
お飲物(*印のついているお食事orトーストorデザートとセットで100円引き)
・コーヒー Hot 400円/Ice 430円
・チャイ Hot 400円/Ice 430円
・紅茶 Hot 400円/Ice 430円
・アールグレイ・ティー Hot 500円/Ice 530円
・カフェオレ Hot 430円/Ice 460円
・ミルク Hot 400円/Ice 430円
・シナモンミルク Hot 430円/Ice 460円
・ココア Hot 500円/Ice 530円
・ウィンナーコーヒー Hot 600円/Ice 630円
・緑茶 Hot 400円/Ice 430円
・ウーロン茶 Hot 400円/Ice 430円
・プアール茶 Hot 400円/Ice 430円
・ハーブティー Hot 430円/Ice 460円
・レモネード Hot 600円/Ice 630円
冷たいお飲物(*印のついているお食事orトーストorデザートとセットで100円引き)
・トマトジュース 450円
・ジンジャーエール 400円
・カルピス 380円
・カルピスソーダ 400円
・季節のフルーツジュース 500円
・ミックスジュース 600円
・《名物》ジンジャージュース 700円
・ディアボロ・カシス 800円
・ディアボロ・マント 800円
お酒
・生ビール(エビス) 600円
・ベルギービール(シメイ)900円 他
・グラスワイン(赤、白)600円
・焼酎 600円〜
・日本酒 600円〜
・ジン、ラム、テキーラ 600円〜
・自家製サングリア 600円
・泡盛 700円〜
・ウィスキー、ブランデー 800円〜
おつまみ
・ナッツ 400円
・キムチ 400円
・チョコレート 400円
MAP
〒602-0832 京都市上京区今出川通寺町西入ル大原口町229
TEL : 075-222-1574
E-MAIL : honyarado.kai@gmail.com
営業時間:12:00~22:00
定休日:なし
駐車場:なし
*地下鉄烏丸線 今出川駅下車→徒歩 約5分
*京阪電鉄 出町柳駅下車→徒歩 約5分
*市バス(3,4,17,37,59,201,205系統)河原町今出川下車→徒歩 約3分
*市バス(59,102,201,203系統)同志社前下車→徒歩 約3分
くつろぎスポットほんやら洞1階壁面スペースはギャラリーに、2階スペースはミーティング、個展、ライブなどにも利用できます。