ほんやら洞・甲斐扶佐義 HONYARADO/KAI FUSAYOSHI's Web Site

 
カイ日乗 10月

2009.10/28(水)


10:00起床。また、プリント捜し。
中信出町に融資の件で相談に行く。3年ぶりの確定申告と営業許可証、実印、印鑑証明をもってくれば、「写真展旅行」(営業活動)の名目で100万円くらいはすぐに行政から出る。月いくら位で返済しますかというので、1~2万ですかねえといったら、じゃあ5年返済でといってくれる。でも、今月のかきには間に合わず。
鶴見さん、首藤さんにインド写真集送る。田中国男さんにハガキ、小岸さん、中信の平林さんに手紙。
表にバイト募集のポスターを貼る。
東九条マダンのポスター、前田さんよりくる。
ディレクターのMさんにtel。桂小枝さんの〈ほ〉落書きの件で。ご本人は覚えてないと。でも、いつも酔っているので自分でないという確信はない。見ればわかるとのこと。確認はともかく、是非、一度ご来店ねがいたいものだ。ディレクターMさんには助けてもらう。
最近の〈八〉の話題。日乗上に、何でもかんでも書くという無節操ぶりをお前は発揮しているのだから、この際、お前の不様さをさらけ出したらどうだ!という話しが転じて、家に残っている、自分の出し忘れのラブレターはともかく、厳しい批判のラブレターを、もちろん、名をふせてネット上で公開したらおもしろいので、やれということになった。営業政策としても何度も話題づくりに失敗しているが、ここにきて、新機軸、月に一回か2ヶ月に3通のペースでこの20数年間に当方にとどいたラブレターの公表という壮挙にうって出れば、HPのアクセスもアップするかも。
もちろん、名は伏せるが、発表に異議ある方は、申し出て下さい。ゼッタイに、誰かはわからないようにします。
京大の神戸さん、ルネで「京都の子どもたち」を買って、サインしろとくる。
〈八〉に、ライターのMさん、宝塚からわざわざ来てくれる。神奈川のナベさん、文久の藤田さんの紹介できたという東京まで夜行バスで帰るというイケメン、酔っぱらっていて、同じ質問を何度もくりかえす。きけば、大納言におちょくられている天理(高校時分は、3番手の投手)出身の大学院は慶応に行ったとか、ラグビーの大八木と同期だけど同志社は落ちたとか、2年後には祖母の実家である祇園甲部にかえってくるという。
これで、今日も終わりかと思っていると、鹿さんくる。明日、麻ちゃんの最終日だからまたくるとも。奥さんの父が昭和23~4年生まれの同志社出身なので一度つれてきたい云々。
夜半にきた伊藤さんは、〈八〉歴十数年。元赤テント。最初にきたのは、ホース・ニュースのマオさんと。大学の演劇の先輩に佐野史郎がいて、彼が最初に映画に出たのは、林海象の「夢みるように眠りたい」で、ちょっと刺されて、海に放り込まれるというチョイ役だったが、その場で、すぐにギャラ数万円くれたのにはびっくりしたそうだ。伊藤さんは酒を2杯もごちそうしてくれた。
そのさなかに、いままで若松孝二と飲んでいたというイルソンがくるが、1分で呼び出される。
4時まで、プリント捜し。
あとは、〈八〉内伏魔殿チェックが残るのみ?
家にもどって、5時半まで、プリント捜し。

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2009.10/27(火)


10時起床。洗濯物を取り入れ、〈ほ〉へ。
昼、カレーをつくる。客少々あり。
神林氏、1時来店。先に家に行ってもらう。あとで合流し、3.5hみっちり写真をみてもらう。
〈ほ〉には、昨日、東京は江戸川の女子中学生が4人ランチを食いにきて、記念撮影。また、夕べ、〈八〉では山下麻子さんを絞りを開放で撮る。
〈八〉にスイスから訪ね人ありとのtelで、あわてて行こうとしたが、すぐに帰ったという。
超ヒマ。杉本さんに写真集のタイトルは固まったかきく(留守tel)も応答なし。朴ちゃん、サッちゃんのみかと思っていると、2人が帰ってから、樽家さんが川上力三さん、山本新太郎さんのオープニングの帰りに2人連れてきてくれる。2人が写真集「Streets of Kyoto」と「Beautiful Women in Kyoto」を買ってくれる。
1時閉店。
家で、プリントさがしを4時まで。

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2009.10/26(月)


朝から雨。
月末なのに困ったことだ。
六平の「ほびっと 戦争をとめた喫茶店・べ平連1970-1975 in イワクニ」たのしく読む。
夕べの変な夢。
東京の月曜社に行く予定が、おそくなって、夕方になった。折しも台風襲来。迷いながらチケットを買った。入構し、やはりよそうと思うが、一度、ハサミの入った切符は払い戻しできないと言われ、ええ、ままよと思い列車に乗り込んだ。名古屋をすぎたあたりで、もろに台風におそわれ、引き返すことにした。
ほんやら洞に戻ると、河村寧子さんが5番の席に座っていた。実に久しぶりのことで親しく喋った。働いている連中をみると、村崎君がいて、郷田、トンペイがいた。25年前の世界だ。
村崎が、カイさん、昼、アラーキーがきたよという。壁をみるとぼくの写真は掃除の後で、何も貼ってない。しまったと思うと同時に、いや、アラーキーは本でぼくの写真を知っているからいいか。いや、明日、会いにくる森山大道のために、何も用意してないなあと思う。
そんな夢。
パリの西川氏よりメール。JSBのギャラリーの名はGrand E'temaという名だった。
ヤノコウゾウさんは、今週、6区のギャラリーにあたってみるとのメール。
昼〈ほ〉には「キッチン・ハリーナ」(東大路鞍馬口下ル)の美女主人来店。カレーを食って、おいしいと言ってくれる。
午後、中川六平氏の「ほびっと」を読み続ける。
〈八〉ヨ氏(実は4/4生まれなので、ヨ・シという)&タカちゃん来店。目下の悩みを吐露。戸籍問題etc.
次は、長男(ハルヒロちゃん)誕生以来初来店の山田拓宏さん。一杯飲んですぐ帰る。
京都電通の高松様御一行があり、次はイケメン。イケメンから「カイさん、ぼく恋しているみたい」といわれて、ドギマギしたが、心配することはなかった女性を好きになったのだという。恋する男の次は、神林豊さんが女性編集者と。神林氏は、朝11時に〈ほ〉に来たが閉まっていたという。ぼくの書いたもののことを「京都の人間しか理解できない、狭い世界についての書き物」で、しかも「自己陶酔」で、「主語と述語の関係がなってない」と評し、原稿をしばらく置いておくという。その代わり(?)写真集を出そう。それに使える部分は使おうと提案する。ぼくとしては、月曜社が出さないのなら、他に出す出版社があるので、原稿を返してくれといったが、NOといい、もう少し持たせてくれという。とならば、ぼくとしては、同じようなテーマを扱って、もう少しヒマになったら、違うタッチのものも書くこととする。徳永さんの手紙を紹介したのも自己陶酔だという。そんなのは、わかってますよという。まあ、明日、写真をみてもらうことにする。午後、数時間で見るというので、酔っていたせいもあるが、「オレの写真を舐めてかかっているのではないか」と毒つく。最後に、山下麻子さんくる。

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2009.10/25(日)


サッちゃんの現像は、さすが、キレイだった。紗世ちゃんには悪いが、やはり、背に腹は変えられない。時間があるのなら、サッちゃんでいくしかない。
杜の都での大学女子駅伝をTVでみる。神林氏用に少しプリントをチェック。
〈ほ〉低調。桐生さんが表にベンツをとめて「カイさん、カイさん」と呼んだらしい。
夜、朴ちゃんが神戸で買った小龍包を〈八〉に持ってくる。お相伴にあずかったのは、松ちゃん、樽家さん、サッちゃんにボク。客は、それ以外にひとりのみ。そのひとりは藤井大丸裏のうどん屋さん。〈ろくでなし〉客で、今日は2回目。先日「猫穴」に行ってびっくりしたが、タマちゃんが〈八〉出身ときいて納得したという。
1:30まで客待てども来ず。

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2009.10/24(土)


10:30に起床。夢を反芻するがあらかた忘れていた。
久々にシュールな夢を見ても、絵として定着させる力がない。
12:30〈ほ〉麻ちゃんが入ってくれており、そこそこ客あり。
フィルムを買いに行って、ついでに、アレックに、夕べ生前遺作集をあげたので、もう一冊ジュンク堂で買う。
六曜社にネコポスターを貼ってもらいに行く。フランスの物理学者と園木さんのツーショットを撮る。
小岸昭先生から、上等のコンブ恵送さる。
チャンマキにtel。今日と来週の土曜日のバイトは〈八〉でなく〈ほ〉にしてくれ。それには、いいよといって、休んでもいい? と切り返した。OKでtel。折り返しにtelあり、私、クビでないでしょうねと。
今晩、サッちゃんが1年5ヶ月ぶりに現像。
〈八〉フランス人のサラさん、初バイト。来週も土曜だが、来月からは木曜日に入る。(そういえば、昨日、〈八〉客にゲンちゃんと東京の客もあった)。トップは長谷川さん、ついで、ジャーマン&ティル。ジャーマンは、チャンマキに会いたかった云々、ジナゴロの皮をいう。長谷川さんは、ジャーマンに「今井」へ行こうと誘うも行かず。
八田さんは渡辺兼人とくる。兼人は2011年1月から何必館で個展とやっと決まったと喜ぶ。福田さんは友人と来店。
シルヴァンと佐枝ちゃんも久しぶり。ジャン・フィリップ・トゥーサンが「愛し合う」「逃げる」の続篇を出して、評判も上々で、ジョン君もパリの大学へ入学が危ぶまれていたが、ジョン君の母が大学に乗り込み、ジョン君の入学を飛び級で2年で入れさせたという。コリーヌ・アトランさんは11/3に入洛。佐枝ちゃんの展覧会(ギャラリー中井)では、写真を出しているので、恥ずかしいので見ないでくれ、云々。佐枝ちゃんは、どこかで茶道具一式を8千円で買ったとみせる。福田さんが、うちなら3~5千円であったという。
東映の役者で元赤テントの男も久々。去年、コニカミノルタ展もみてくれた由。
佐枝ちゃんが、物理学者のバンタンと葉さんらをtelでよぶ。最後の客は、森元斎さん一行。酒井隆史さんも一緒。
京楽に、土曜のバイトの美女がいるかと思って行ったが、ミッチェル&ユキちゃんだった。

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2009.10/23(金)


10時起床。
疲れが抜けてないので、1.5hゴロゴロする。
ルネに「Beautiful Women in Kyoto」を買いに行こうかと思ったが、節約のためよす。
麻ちゃんには残り飯でおにぎりをつくってもらう。
六曜社に行こうと思ったところにD.ボケットさん来店。
ボケットさんは来春で精華をやめるといって、まさかほんやら洞がなくなる前に退職することになるとは思わなかったという。
今週の月曜日に、36年前に銀閣寺付近のボケットの家に居候をきめこみ、次は、下鴨のフレンズ・ワールド・カレッジのニコラ・ガイガーのところに転がり込み、ニコラの長女のアンドレアを熱愛し、インドのラジニーシの道場に行った彼女を追っかけて行ったが、別れてしまったフランスの貴族、ゲイ・タウンが会いにきて、AKPの学生に会わせたり、三十三間堂に行ったりしたが、アンドレアの話をすると、まだ胸が痛いといっていた。もう少し時間があれば、カイさんところに連れてきたのにという。ボケットはゲタン(ゲイタウンともいう)さんに〈ほ〉来店経験があるのを忘れていたが、彼の写真が残っているよといったらびっくりする。ゲタンさんの先祖はトラファルガーの戦いのフランス側の将軍で、貴族で、それのものを言わせてというわけでもないだろうが、中世の美術品をモノクロ写真に撮り、それを神戸で売って暮らしているところをボケットに会ったらしいが、今でも同じことをフランスでやっているというので、ぼくのフランス展のときに会えるようにしてくれといって、写真集「Streets of Kyoto」をボケットに渡して送ってもらうことにした。
あと、ボケットに絵はがき展をやってくれという話をしたところから、馬町のタバコ商村井吉兵衛の話になる。長楽館をつくった男のことだ。
今日、この話を書く体力がないので次回にする。
都間倫子さんがきて、ビール3杯のみながら、弟も朝日放送にいるが、やめて、対馬で漁師をやりたいといっているという話や、紫高の同級生の作家・山本兼一の話のはてに、こんなにキレイになっているほんやら洞ならば、私に譲ってくれないかともいう。
夜は、夕べ、南美ちゃんにみじん切りにしてもらった玉葱、人参をつかってタコライスをつくり、おでんも作り足すことにした。
やはり、朝5時半に寝た日はつらい。
東京の岡本りよさんよりtel。
次回の武井武雄の「イルフの会」を、12/19(pm.3:00)ほんやら洞でやらしてくれと。
今日の午後、カゲロヲとボータケは〈八〉で練習をやったのだろうか。
同大の神学部のマーチン・リブリンさんの後任の先生(ドイツ人)や熊本出身のカップルなどが今日の客。
夕べ、RIKIZOさんからパンフをもらったが、持ち帰り忘れ。
今日、あらためて、パンフをみて、YANO KOZOさんはアランと一緒の写真家とわかる。そして、コンセプトは、木村由久さんとYANOさんとわかる。
〈八〉には、松ちゃん、八田さんと仏文学をやっている田中さんがいた。ゆかりさん、追加支援にきてくれる。
今晩はスローなスタート。ゆかりさんが、カイさん、この女の子、2度目だけど、何でもするよ。適応能力もあるよ。すぐ脱ぐよともいう。そういわれてライターのMさんはニコニコしていた。
日仏がえりのサッちゃんは、去年、清水寺経堂展の取材にきたフランス国営放送TV5からのメールを持参。写真33点をフランスの雑誌に掲載したいが、どうかというもので、それについては、いくつかの質問にこたえてくれと箇条書きしてあった。
ゆかりさんに、こういうのはいくらくらいもらったらいいんだろうときくと、山本健三さんなら30万円の請求ですねと教えてくれる。
サッちゃんからのもうひとつのニュースは、ミキちゃんからのメールで、先日の西村さん発言を削除してくれとのこと。もちろんOK。おもしろいとは思うけど。
今日になるか明日になるかわからないといっていたマキノ君と来年淡交社入社のシネ研古株の男の子とダーツクさん&女性、元シネ研の京都銀行の女性もすぐにくる。徳永さんがくる前に八田さんは帰ったので、徳永さん少し残念がる。5週間ぶりにきた福原のおっちゃんはカオリちゃんを引き留めようとするもむなし。頃合いよく、シネ研の面々が帰ったあとにやはりシネ研の村田真奈ちゃん来店。おっちゃんの話し相手になる。真奈ちゃんに、月曜日がもし晴れていたら鴨川で撮影しようという。
深夜に来店した「今井」御一行様(ミキちゃんの元同僚、永澄氏)と喋っていると、昨日&一昨日と来店した日本地震学会秋季大会のメンバーの上原真一さん(長さんと同AIST所属)が、関大の准教授になったアレックさんを連れてきた。2年ぶりの来店だった。ぼくの仕事をやらされるのを嫌がっていたのかと思っていたがそうでもなかった。上原さんも京大の剣道部だったようだ。アレックはもっと仕事をまわせ、ボランティアでやると言ってくれる。また、徐々に、自分のブログ(年500万のアクセスがある)上にカイさんの写真をアップし、売れるようにするとも、今度からパーティーがあればよんでくれともいう。スティーブン・ギブスさんと同僚になったわけだ。また、今となったら、亡くなった園田先生(日文研)も懐かしいと。
アレックさんと喋っていると(株)I-PECの柴田さん、京都新聞開発の北場さん、京女の近くの寺の坊さんがくる。
一番最後にきたのは、王立英国建築家協会名誉会員で、京都造形大の教授の高崎正治さんらをひきつれた、やはり、建築家の中村勇大さんと教え子たちだった。勇大さん、井上章一さんの今度の伊勢の本、少しトーン変化があるのではという。
5時前に終わる。
場面が4~5回変わる変な夢をみた。
最初は、KRK(関西旅行研究会という旅行代理店)の望月さんが、バルーンにのろうといって一緒にのる。ほんとうは、高所恐怖症なのにおとなしく従った。場所は宝ケ池あたり。彼はロバとも馬ともつかぬ、実際、バルーンのヒモにぶら下がったら、やや小さく見える動物とともにヒモにぶら下がり、ぼくも従い、すぐにランディングした。目の前に比叡山があった。着地して、糠道のような道路を一気に東にむかって駆けた。途中、一瞬、北大路の船岡山あたりに見え、そのスロープに、3~4人のグループが、東にやはりむかっており、彼らにむかってぼくはメガネなしのままでカメラのシャッターを切った。次の場面は、望月さんの家だった。十何部屋もある大きな2階建ての家だ。入れてもらうと、実に広い。そこに彼は、娘とやはりKRKの山本さんともうひとりの女性を住まわせている。きけば、前の住人は何か刑事事件をおこし、これを安く手放したところを買ったのだと言う。自分にあてがわれた部屋を出てぐるりを回ってみると、どこか見覚えがあるのだった。オレの家も広いぞなんて思っていたが、こっちは4倍ある。宝ケ池だと思っていたら、どうやら山香の阿部さんの家にも似ている。いや、刑事事件といっていたなと反芻していて、これは「鶴寿司」がひき払った屋敷だと悟った。事件といい、いや、これは間違いなく、朝子おばちゃんの家だと納得いった。ぼくも何度も訪ねた懐かしい家だった。なんで、これが、自分の元にくるように手を打たなかったのかということに思いを巡らせた。ここは由布市底鶴だった。
次のシーンは、河原町今出川の交差点。マクドナルドの窓やら、屋根やらに子どもがたくさん群がっている。なかには、ぶら下がっているのもいる。それを発見したのはサッちゃんで、ぼくは現場に急行した。フィルムは、あと2~3枚あるかなしかだが、そんなことを言っている場合ではない。シャカシャカと撮って、次は、ポケットからフカシイモを取り出して、それを、千切っては投げ、千切っては投げすることにした。千切った芋の断面が感版になっていて、その断面に映像を吸収するのだが、断面はデコボコで、しかも投げて映像を吸収しても、その芋は空中に止まっているわけではない。落下して、地面にグチャグチャに砕け散るのだった。せっかくいい瞬間をとらえても映像して吸収するのは至難の業とわかり、ガッカリして、ポケットに手をつっこんだ。すると、もう一本未使用のフィルムが残っているのだった。

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2009.10/22(木)


つけっぱなしのTVから長門裕之の奥さんが亡くなったというニュースがエンエンと流れている中に目を覚ます。
時代祭。三角州では、撮りたい子どもがいたが、店へ急ぐ。
昼すぎ、インド女性連れのイギリス人らあり。木須井さんから受賞式の写真恵送さる。秋野和子さんからは、亥左牟ちゃんのジャンベ打イベントのフライヤー送られる。
3時すぎ、45才くらいの女性14名。
夕方、鞍馬の火祭り行き前の朴ちゃん。
夜、マリーン。
Aさんには博多のAさんから博多で会いませんかとメールが入ったという。
〈ほ〉6:20南美ちゃんがきてホッとする。
夜、アラングループ、日本地震学会の2次会流れに対応しようと付出もいつになく多くつくる。朴ちゃんも鞍馬の火祭り帰りに寄る予定だし、黒澤さんも和見、鹿さんと落ち合うことになっている。バイトは麻ちゃんで桑原さんもくる。
上島で原稿をサッちゃんに渡し、いささか気負って、9時前に〈八〉に入るが、客はひとりもいない。めげずにリカマンにも仕入れに行った。トップ客は9時半近かった。元伏見信用の支店長で「流」の中川祐子ちゃんファン。今の会社の同僚の女性を引きつれている。カイさん、この女の子にいい男はいませんかというので、この店には、いい男はくさる程います。そのうち、イケメン写真集をつくるので、通っていれば選り取り見取り状況が出現しますと応じる。
そこにBAKOU(HATAOさんの息子のフランス人)が友人2人を連れてくる。BAKOUが、写真集「Beautiful Women in Kyoto」はないの? という。生憎、夕べ売れたまま品切れだった。
そこに入ってきたイケメン好きのサッちゃんから指令が下り、BAKOUの友人、トロントのロバートともうひとりと、もちろん、ついでにBAKOUも撮る。
その前に、黒澤さんがいたか。
9時すぎには帰ると言っていたサッちゃんも黒澤さんが和見を誘って「今井」に行くことになっているときき、じゃあ、和見の顔だけみて帰るという。待てども来ない。和見がきたときは10時を大幅に過ぎている。そこへ長谷川さんがきて、フニャフニャいっているところに、和見、鹿さんという「黒澤組」が登場。さあ、帰ろうとサッちゃんはいう。和見が一緒に行こうよという。サッちゃんは「今井」は一度だけ見ておきたいのだけど、明日があるからという。黒澤さんがタクシー代は僕が出すからといって、Sの気をぐいと引き寄せる。長谷川さんが、サッちゃん、オレと一緒に帰ろう。駅もひとつだけ隣なので、今度、一緒に呑もうな、さあ、帰ろうといって立ったが、サッちゃんはもう少しいるといって残る。結局「黒澤組」と合流。ここに杉村さん、鞍馬の火祭り帰りの音峰さんが顔を出す。本当はアランら、パリ展グループに会うために残ったのに、末吉町にひっぱられて行った。
サッちゃんが出ると、間髪を入れず、アランと妹とカメラの男ジャック・カリオが高台寺の襖絵125枚を奉納したRIKIZO(深尾力三)や掛軸監修をやった東京のリサ・ギャラリーの超美人の竹下リサさん一行が乱入した。そして、昨日と同じくポーズの注文を多くして、バシャバシャ撮り始めた。パチカメ(といってもASA2500)とムービーと両方で。それを見て、杉村さんが、こりゃなんだ!? 紹介しろと言い立てる。オレはエライ先生なんだゾォーという伝家の宝刀まで抜いて。杉村さんは、ダレと喋ればいいんだ?といいながら、核心に迫って行く。
その間、カメラは、RIKIZO&KAIのツー・ショットをいかようにも撮る。それに対応している間に、うっかり竹下リサさんをアップで撮り損なった。
RIKIZOグループは一瞬にして帰り、撮影班のみ残った。高台寺の式典は、昨日とか一昨日とかにあったらしい。RIKIZOは2ヶ月間、京都に滞在するので、また来るそうだ。
いや、RIKIZOグループより前に、中島里絵ちゃんの元ファンの長郁夫さんグループがいたか。彼らも予告通りにきてくれた。
店内が沈静化しているときに、おイタさんに島さんもきた。
12時直前に、和見&鹿さんがきて、やがて、麻ちゃんをさらっていった。その後に「アタタァーン」の朴ちゃん、和見は?という草壁カゲロヲと友人がくる。
その動きが面白かったので、それを電車に乗っているサッちゃんにtel。
島さんを相手におイタさんが〈八〉の女性陣についての寸評を吐露しているところにベルが鳴る。
ナッちゃんからだ。
電話の横では、一万円で5回タダ企画の最終日になる桑原さんが、ヒナンするわけではないが、麻ちゃんを口説くという本分を忘れて、いささか意地汚く(?)飲みすぎたのか、ダンディ・桑原にしては珍しく、ダラケて、うつぶせのままに寝ている。
ナッちゃんは、東京のギャラリーに行ったら、〈八〉の名や樽家さんの名がとびかう場面に遭遇した。喋ると、山下麻子さんというキレイな女性が、カイさんのパーティーに出席したというので、びっくりしていたところ。今、別れたの、という報告。
telを切ると、島さんが、ソンベから? というので、ナッちゃんというと、今頃の時間に電話してくるのかと言って、感じ入ったといった面持ち。
それを切ると、またtel。
ゆかりさんからだ。
カイさん、困っているの?
ハイとこたえる。
じゃあ、あまり、役に立たないけど、明日、行くといってくれる。
2時半頃、和見、麻ちゃん、鹿さんが「トンボ」「ネコ」のかえりにくる。
「パチンコ京都物語(カイフサヨシ)」と探偵ナイトスクープをどうからめるかという話をする。CRはぼくにまかせてと和見。麻ちゃんが探偵ナイトスクープ撮影のときは教えてね。私はボランティアで背景に登場しにくるからという。
そこへ、ジリリーンとtel。汀子さんからだ。田中でヒガシマダンに出る話をしたら、在日の人から、アンタも赤いヒトかといわれた。カイさん、私、まちがっているんやろうか、とくる。東九マダンは、世俗的に言えば、初めは赤い人たちから始まったのでしょう。(それに動じるのですか?)動じることはないでしょうといって切る。
店を終えたのは4時半を過ぎていた。
少し片付けて、帰ったのは5時半。

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2009.10/21(水)


8時半に起きたのに、昼すぎまで家でウジャウジャする。
こんな生活をはやく返上しよう。
同女大の元学長の児玉実用さんが元同僚(?)と3人でくる。同女の学生が〈ほ〉にきてないというと、ひとりの教授が、詩人のたまり場、〈ほ〉に行くように言っときますと言ってくれる。
ヨ氏がコンポをもってきてくれる。
松ちゃん、〈ほ〉のキレイさにびっくり。
大分の広告代理店に写真集「生前遺作集」と「大分の誘惑」を送る。
パリの西川浩樹さんとコリーヌ・アトランさんにメールを送る。
確定申告をすぐにできるようにサッちゃんが伝票整理。
〈八〉到着は9時直前。山香中学同窓会の還暦パーティーの写真(出席してないが)送られてくる。何人か客を逃がしたのではと心配していたが、すぐに松ちゃん来店。さらに20分後に10人足らずで行きますが入れますか? 場所はどこですか? とtelあり。慌てて掃除して、付出も後の席に15人分並べる。結局8人のアパレル会社の面々(京都では新風館に店がある「ビーエス」)が、どうやら「大衆酒場」を見て、とくにひとりの主張のもとに来店。イケメン、美女揃い。イケメンもといったが、石原みさお、石山真希、鈴木泰子、松山さやか、椎名朋美と名と生年月日を書いてもらって撮影。ぼくのタイプは石山さんだったが、いずれ劣らぬ美女。そこへパリ展で奔走してくれている人の仲間のひとり、アランさんが2人を引きつれてくる。2ヶ月前に撮ってくれた写真をくれる。アランさんらは高台寺の襖絵の描きかえプロジェクトグループ。写真集を締めて約2万円分買ってくれる。
そこに不明団体2組くるが入れず。ビーエス・グループ退去後、京大での日本地震学会のグループ来店。ひとり筑波大の先生、十年少し前に、中島里絵ちゃんが好きで通っていたと告白。京大の図書館の司書や京大でマサツの研究をやっている院生も撮る。もっとはやく、この店の存在を知っていたらどんなによかったかという。K社のKさん、久しぶり。インド写真集をほめてくれる。清水さんは11月から本社編集委員と教えてくれる。樽家さんは宇治田原の「茶の間」の安川さんを知っている人と一緒。川添さんはややうるさい男と。鹿さんは友人と。最後にエンゾというカンサス・シティからの旅行者。
しんどいので3時閉店を宣告。

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2009.10/20(火)


TVの前でまた眠る。
8時半起床。
9時半、中信美術館で石本正展のオープニング。
末川協さんが、「京都」に「私論公論」で末川さんらしさを発揮したのは16日だったか?
〈ほ〉にミルトンの仲人の女性来店。
今週から〈八〉の土曜日(今月のみ)はフランス人の美女、サラさん(4.14)が働く。チャンマキは〈ほ〉へ。来月のサラさんは麻ちゃんの後の木曜に〈八〉入り予定。
〈ほ〉へおイタさんくる。
ヨ氏にtel。クーラーからだいぶ銅がとれるよと。彼にはベビーベッドをあげるつもり。
パリの矢野さんよりメール。具体化はしてないが、確実にギャラリーはあるという。
陶化中学に東九マダンの練習を撮影にいくつもりだったが、おイタさんもきたし、睡眠不足でもあったので、やめる。
先月書いたままでアップし忘れていた日乗が出てくる。筑波大の山口恵里子先生が久しぶりにきたのは9/20だった。
ジュンク堂で、六平の「ほびっと 戦争を止めた『喫茶店』」を立ち読み。岡林はほびっと工事中の1月に行ったきりだと思っていたが、その年の夏に行っているのがわかっただけでもよかった。岡林の「ホビット」という歌は一回きりの訪問とあとは想像力でつくったのだという思い込みが訂正できた。
この本の六平のあとがきの後に、鶴見さんのエールというものもある。実は、ぼくも、2回程、カイさんという形、ハジメさんとカイさんという表現で登場する。何月何日、カイさんに7万なにがしの金を渡したと。そこで面白いのは、六平のある種の意図でか、ぼくだけは、カイさんとしてだけ登場する。ハジメさんなら、のちに精華大学の学長になった中尾ハジメさん、アンドウなら安藤何某と明かしているのに、カイは明かされてない。普通、考えられるのは、フタをしておきたいか、何某かの競争心の存在か。せっかく、ほんやら洞も八文字屋も苦労してやっているのだから、その辺を記してくれたらいいのに。六平の狭さを感じる。先日のパーティーへの六平からの返信には「写真家甲斐に乾杯」とあった。
月曜社の神林豊さんよりtel。25日に行くので、写真をみせてくれと。泊まっていってもいいといったが、いや、泊まれないという。多分、ぼくの写真の数をなめてかかっているのだろう。ネガも見たいと言っていたが、一ヶ月でぼくのネガを見れるわけないのだが。
〈八〉のバイトの桜ちゃんに、今日から11時に上がって下さいという。でないと、店がつぶれると。彼女は、体調が悪いのに、病院に行く金がないという。
客は、長谷川さん&「吉水」の男、八田淳、増田さん、ヨ氏、ヘレン&もうひとりの同女の教師(ハーバードでも日本にもどってからもビルの最初の奥さんの友人)、鹿さん、和見、麻ちゃん。
サッちゃんは暗室。
和見は鹿さん相手に「パチンコ甲斐扶佐義」というのを作ろう。京都物語のサブタイトルでもいいけど、猫、子ども、美女を登場させたらいいじゃん。パリ物語、ソウル物語、という風に都市の名のついたパチンコ台ないぜ。これ、いけるぜ。ブームになるかも。そうなったら、カイさん、ぼく〈八〉のパーマネント・フリー客にしてね。とにかくカイさんに金の入る計画を作ろう。ホームページに和見がうれしそうにしていたと書いたらアカンで、という。

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2009.10/19(月)


〈ほ〉超低調。ABCのMさんのみ。同女大への韓国からの留学生の美女と待ち合わせ。「猫町さがし」を2冊買ってくれる。また、一枚でてきた、歩君と相似形の猫(出町小町)をプリントしたTシャツ(2,500円)も買ってくれ、さらに、〈八〉まで2人できてくれる。ほんやら洞の奥の隅に「桂小枝」という落書を発見したらしく、小枝さんも来店したのやろうかとつぶやく。そうやないのーというと、カイさん、困っているのやったら、金を借りたらいい、いい人やぜという。今度の金曜日に会うので、打診しておくわ、とまで言ってくれる。同志社に77年位までいたそうだ。大成寮。カードも5枚買ってくれる。
杉村さんも信友さんと来店。先日、来月から木曜日にバイトに入っていると言っていた浅利さんの友人(ネコ好き)の川島温子さん(85.11.06)がマキシマチカさん(86.9.22)という宇治は花屋敷に住む美女を連れてくる。元陸上選手とか。木曜日の夜中ならば、働けますよという。もうひとり、中井さんを呼び出す。そこにカゲロヲとボータケもくる。岩本敏朗氏が中川六平著「戦争を止めた喫茶店」
2時まで。

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2009.10/18(日)


今日も大掃除。十全にはすすまず。コピー機と製氷機をほおり出す。
10:00サッちゃん、そして麻ちゃん。福岡のAさんから麻ちゃんに再度メール入る。
今日は、朝からナオミちゃんきてくれる。奈良井さんも夕方まで、カゲロヲも2h。
岡西さんも、夕方、モーちゃんと南美ちゃんも1h。
〈八〉低調。西村さん、松ちゃん、長谷川さん「今井」がえりで仏大の先生といつまでもつかカケをやっていたという。朴ちゃん、今井をちょっと覗いただけ。
木屋町12:30で、人っこひとり歩いてないというカンジ。
フランス人景気、カオリン、ミキちゃん景気のあとに何をつくるか。

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2009.10/17(土)


10:00サッちゃんが着くと、「吉田の森」のモーさんに、伊藤豊さんが助っ人でくる。
麻ちゃんもきて、11:30奈良井さん、井上泰さん、午後には草壁カゲロヲもくる。少しおくれて京大シネ研のマキノ君、さらに夕方、佃君もくる。麻ちゃんにはA社のAさんよりメール入る。
レンガの赤はもどる。岡西さんも合間を見出して、駆けつけてくれる。
打ち上げといっても大したことないが、ビールに焼き肉におでん。皆少食なのにはおどろく。
〈八〉チャンマキ遅れて入る。低調。「高松さんがきた」というtelだったので、樹ちゃんかとあわてる。電通の高松伸一さんだった。川添さんは、うるしの森口さんとくるもすぐに消える。マキノ、ダーツク、村田とくる。武蔵小金井の医師くる。黒澤さん、酔って、今井がえり。奈良井さんは錦湯に入ってくる。かえりは、途中から、奈良井さんと二ケツ。

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2009.10/16(金)


4時半まで体操をみて、8時起床。だるいので寝直したら、12時すぎる。
ニックにホースを買いに行く。
昼「Streets of Kyoto」「地図のない京都」「インドちょっと見ただけ」「路地裏の京都」買い客あり。きのうの読売新聞をみてのこと。
麻ちゃんに里芋の皮をむいてもらったら、生まれてはじめてという。
カゲロヲからtel。明日、そうじに行くと。
明日、奈良井さんが泊まりにくるので、吉田の家、サッちゃんに片付けてもらう。
大分の姉にtel。いつものことながら、親戚の話しは笑い話ばかり。金満家のオバの痴話。
井上泰さんが、明日、手伝いにくると。
麻ちゃんは、今日は桑さん招待で何軒か呑みまわる。明夕は、就活らしい。
マキコさんに、リサイクルショップのtelきく。昨日、津村さんが心筋梗塞で倒れ、京大病院に入院とのこと。南美ちゃんが第三火曜日に気功を習いたいといっていたが、難しくなった。ぼくより1歳上だけ。ぼくも気をつけなければ。
〈八〉低調。田中利君、女性同伴。あとで、後藤継人君きて、すぐにかっさらっていく。行く先はだいたい想像できる。
珍しく、シネ研なし。こんなに低調だと店はつぶれるしかないか。

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2009.10/15(木)


借金とりに追われる夢を見ていた。
8時前起床するも、もう一度布団に戻って10時まで。
1.5hプリントさがし。やっと出てくる。
百万遍、いつになく、ごった返しているなと思ったら、知恩寺の手づくり市の日だった。
よく見ると、旧今出川通りの脇には、小間をゴザの上に広げている家や、家のなかに客を招じ入れて、雑貨をみせている外国人ファミリーなどが点在しており、これ、思い切って、この通り一帯をバザール空間にすることはできるなと思いながら、チャリをこいだ。そうなると、田中の方からも進出してきて、この辺一帯が、天神さんみたいになるかなとも。
まず、森さんが書いてくれた読売を買う。さすがに上手。
レタス、ミルク、鶏肉を桝形で買い、〈ほ〉へ。
〈八〉も低調。
ミルトンが浅井潤一さんと待ち合わせ。桑原さんもくる。
くるかと思っていた杉村さん、杉本さんも姿あらわさず。
〈ろくでなし〉に冷やかしにいったスキに客があったもよう。
奈良井さんが土曜日にくるとtelあり。

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2009.10/14(水)


8時起床。
ネガ・チェック少し。再度、11時半まで寝る。
3、4年前は、写真もほんやら洞もやめれば、辛うじて生活できる、そんな感じだった。
いまは、その頃より、さらに写真に金をかけ、〈ほ〉の売上は落ちている。ただ、家に入れる金がなくなった。
つまり、今の方が苦しいのだ。
〈ほ〉のこの状況がつづけば、やはり、月曜社の本が出たあたりで〈ほ〉は閉じざるをえない。〈ほ〉のシワ寄せを〈八〉にまわしているので、〈八〉から出ていけといわれることもありうる。とにかく、今年を乗り越えねば。
〈ほ〉今日の昼客は3人。しめて3200円。仕入代は3600円。
「茶の間」の原稿をすませなければいけないのに、写真はすべて吉田。
徳永さんの読みごたえのある新著「現代思想の断層」(岩波新書)のサイード批判などのフロイトの章をかみしめながら読んでいるところ、来信あり。
これを、喜んで、すぐここに書くのは品のいいことではないが、もとより、ぼくにはこの手の品はないので、徳永恂さんに赦してもらおう。

秋もようやく深まり、お元気の様子何より。何年か前「生前 儀」とやらの案内をいただき、あるいは本番も近いのかと危惧していたのですが、さらにお元気のようでよろこんでいます。又この度の受賞、甲斐さんのように無欲な方にはとくにふさわしいとよろこばしいかぎり。又「インドちょっと見ただけ」、圧倒的な感銘。私なぞ、インドの<ユダヤ人>でなく、インドの<インド人>をもっと見るべきだったという想いを甲斐さんの言う「耽美的」な編集に感じ入っています。

お世辞でも、徳永さんにこんなことをいってもらえるのは、とてもうれしい。
辻村さんより来信。大分ジュンク堂よりtel。どこのジュンクと取引しているかと。大分で「大分の誘惑」の注文があったと。
「イケメン」ポスターに見入る少女たちの写真、今日は撮りそこなう。
やっと、秦恒平さんに、受賞パーティーの報告を書く。
10/17の大掃除を前にして、まだコピー機を処分してないし、ピアノを持ち帰ってくれともいってない。
店の奥に死んだまま鎮座ましましている超年代物の水冷式エアコンも運び出せない。これを除去すれば、一帖半のスペースが空く。しかし、これを引き取ってもらうのに、10万円くらいかかるのではなかろうか。その金がない。
そんな金を生み出せないのは、経営者失格だ。
杉本さんにtel。きのう「今井」の客が少なかったので最後までいたようだ。
5人の客は、だれだったのか、おイタさんにきいたら、徐勝さん、おイタさん、長谷川さん、杉本さん、西村さん。いずれも「今井」の礎石のようなお客さんたちだ。
〈八〉7:20入り。サッちゃんと9時まで、民輪さんから頂いたワインを飲む。これからの2人のリレーションシップについてなど喋る。
サッちゃんが帰ってすぐに山本さんが、アジアプレスの(?)中井さんを連れてくる。中井さんは真以ちゃん、武市(父娘)さん、季丹さん、憑艶さんとも知人だった。
次は、京楽の土曜日バイトの黒木麻衣さん(8.13)と友人の中田裕美恵さん(4.11)。さらに、最後までいることになるアフ研の田中君が、AA地域研(インドネシア専攻)の美女、平田生子さん(4.8)とナッちゃんとお寺仲間で、やはり、AA地域研(ネパールのストリートと子どもの研究)の高田洋平君(2.10)を連れてくる。さらに青山佳世さん(10.8)、坂野文香さん(5.16)という美女もきて、久しぶりのイケメンの村上正哲さん(3.8)という医師が、少しはげているがやはりイケメンの医師仲間山崎総一郎さん(8.16)を連れて来て、今日は皆さんを撮りまくる。
おイタさんも、久しぶりの青山さんに、となりへどうぞといって話し込み、御満悦。
青山さんは新年にインドに行くという。
南美ちゃんよりtel。大掃除はいつですか? 18日と思っていたと。
閉店は3時半? 最後までいた田中君と一緒だったのは平田さん。ぼくは立ったままウトウトしていて、何度もこけかかった。
戻って30分、「茶の間」用のプリントさがすも空し。

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2009.10/13(火)


またTVをみながら2h寝ていた。
5時、布団に入る。
起床、10時半。
疲労はピーク? 血圧上昇。丸太町の南で、中心がいくつもある、ちょっとお気に入りの写真が撮れたかも。
マロニエに、川添洋司さん、加藤明子さんの個展を見に行き、ナニワ、ギャラリー花見小路小西にいく。小西では、苗族などの色彩感覚を感取した女性の個展。精華の斉藤博さんが見に来ていた。
古川町のおっちゃんとこで、丸干し(300円)。近美の南の疎水でボートに乗り藻刈り作業の写真撮る。
Good Art展では、安岡和彦さんの作品をさがしたが、発見できず。吉田孝光さんは例によって竹笹を作品の端っこにおいている。
主体展もみようかと入ったところは、LINK展だった。中村趫さん、藤森哲朗さんらの作品にはすぐ気付く。モリナヲさんも発見できず。出ようとしたら、元気は衰え、声もかすれているが、紛うことなきミーさんこと宮田恭伸の言動が受付あたりで目にとびこんできた。「オレだけで9千円で個展をやっている」とはしゃいでいる。ここで撮ってくれという所で撮影。
かえり、踏水会の西の路地で、お地蔵さんの前に屯ろして、あれこれいっている子ども集団を撮る。丸太町橋北ではネコを。
山本万里さんの書作展(11/6~11/8、建仁寺西来院)の原作家、原作品リストがあり、そのなかに、源頼政、良寛、森鴎外、伊藤左千夫などに並んで、永田和宏、河野裕子、田中国男の各氏の名も出ている。(今日のは田中国男さんからだろう)
全労済を解約しろとAが言っていたが、書類くる。
杉本秀太郎さんにtel。松上げの写真プラス、2、3みてほしいという。「今井」のオープニングのかえりにくると。
高松樹さんに9/22パーティーの案内出し忘れが判明して、詫び状を送る。
今日は、〈ほ〉客2人のみ。店はキレイになっても、営業努力をしないかぎり、客はこない。
武市さんから、大阪の集会に出席したグアム島の(35%は)先住民の女性の話をきく。
今晩は、一応、ミキちゃんの「今井」のオープンの日と思って、さがしたが、うっかり、富永町ばかりさがした。末吉町を忘れていた。
戻ってtel。客がたくさんいれば撮影に行くつもりだったが、おイタさんしかいないというので見合わせているところ、〈八〉にぼくと同じ誕生日の堂上卓也さんが、同志社出身のミステリー作家、門井慶喜さんを連れて来て談笑しているところに、スペインに行った昔、アキレのBF(?)にして、ヨ氏のバンド仲間のタクゾウの知人の美女、エレーヌ(スペイン語教師、12.1)が来店。喋っているところ、「今井」がえりの長谷川さんと、杉本秀太郎さんもきて、カイさんがくるのを待っているぞという。
それでも、あさぎちゃんのBF堂上さんが湖子ちゃんを知っていて、エンプティにも何回かつれていって、ルパンが、また湖子ちゃんを連れて来てと言っていたとか、〈八〉に連れてこようとしたが、〈八〉にはお母さんから行くなと言われていたというようなことをきいているうちに、川添洋司さん、マキちゃんが、八田さん、マロニエの西川さん、洋司さんの娘、瑞木さん(12/26)をつれてきて、いよいよ身動きできなくなる。堂上さんのイケメン写真撮る。川添さんに、アレはジャコメッティと一遍プラス・アルファやなという。喜んでもらう。
さらに、琢ちゃんがきて、3時半になる。
門井さんは「おさがしの本は」(光文社’09)と「パラドックス実践---雄弁学園の教師たち」(講談社’09)をくれる。
西川勲さんは、やはり、来年1月26日からマロニエ4Fで、展覧会をやろうや。考えて、面白いものをやろう。何回か話をしようという。正面はボーンと1点でいいと思うけど、両脇や、床を考えようと。
琢ちゃんはボトルを入れ、ゆっくり焼酎をのみながら、ケータイでマンドリンの弾き方を見ながら、1hくらいでマンドリンをマスターする。

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2009.10/12(月)


8時半起床。
洗濯物をとりいれ、ネガ、プリント・チェック。
12時、〈ほ〉オープン。
毛布、洗濯。
出雲駅伝、最終区のみ見る。
桃ちゃんが29才なのに、夕べはショックだった。
イケメン写真集の次は、来年4月19日の〈八〉26周年写真集「〈八〉を騒がせた男たち、女たち」を出版予定。往年のお騒がせマンの皆さん、近況を活写したいので、ついでの折りにご来店ください。「〈八〉〈ほ〉ファミリー」や「美女(の地元)巡礼」も計画中。
夕方、民輪さんが、花・ワインとともにゲラ持参。杉本さんは、これからのようだ。
〈八〉今日も出足わるし。
不景気はどこも一緒で、無駄遣いを切り詰めるしかない。それがなぜできないか。
朴ちゃんは、全京都のタクシーの売上は先月前年比18%マイナスだという。この数字は大きいとのこと。
トップ客は、八田さん。「ウチのオバが徳永は四姉妹といってきかないんだ」といいながら入ってくる。八田さんの生活がうらやましい。次は、人間国宝の村山明さん、そして、10/17にギャラリー・LICCAをオープンするオーナーとマネージャー。今朝、小倉を経って、車で京都入り。もと、小石産婦人科のあとに8坪の現代美術ギャラリー。そこに朴ちゃんがきて、村山さんと朴ちゃんが現代美術を巡ってかみあわない議論を白熱させる。八田さん、京都はユーモアがないねと笑う。
朴ちゃんも村山のおっさんと議論しても栓ないのにもえる。昼は、ポルシェに乗せてもらい、比良山中に滝を見に行ったそうだ。
あとは、酔っ払いのティル、山根さん。

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2009.10/11(日)


岡西さん、吉田の家の営繕できてくれる。サッちゃんは午後、吉田の家の片付け。
〈ほ〉オープンおくれる。
お客の入りは、ノンビリだが、いい感じのお客多し。ミロちゃんの結婚式があり、ミロちゃんの友人の中園りょうこさんが、ミロちゃん同様、やはり茂山あきらさんに連れられて〈八〉にきたことがある戸田ようこさん、初対面の坂井祐紀さんとくる。中園さんは先に帰り、あとの2人を撮る。撮影時、町内のおばさんに冷やかされる。坂井さんは初対面なので「初対面」写真集に使いたし。坂井さん、野菜カレーがおいしくてか?(この2、3日キーマより野菜カレーがおいしいといわれている。それには秘訣あり)タッパーを貸してくれ、食べかけを持ち帰るという。(タッパーはあげるといったが、返却にくるとも)
オランダはユトレヒトの客2人あり。3h、2hでくつろぐ。
モモンガが大分からきていて9時頃〈八〉に行くとバイト代をとりにきた南美ちゃんがいう。南美ちゃんは日舞の先生によって大分へつれて帰られそうだともいう。
「むさし」で寿司をくって〈八〉入りをしようと思っていたが、超満員。あきらめて、四条ミンミンで、ジンギスカン、焼きソバ、餃子2人前。しめて1700円。
民輪さん、杉本さんがくるかなとあわてたが、来ず。
音峰さん、トップ。南美ちゃん、モモンガ、モモンガの後輩2人を連れてくる。
そこへ、サッちゃん&和見がくる。さらに7年ぶり(?)の桃ちゃん、東九条マダン実行委員会の陳太一さんがきて、モモンガなどにごちそう。さらに、フランスの物理学者、マルタン・ルック・ローサンバーグさんがくる。サッちゃんが出てすぐ、朴ちゃんからtel。だれか、タクシーに乗る客いないか。
桃ちゃんが「皆、元気にしている?」というので「皆とは?」ときくと、西川浩樹、井上章一、おまんたばやし、モリモリだ。いずれも、桃ちゃんを愛してやまなかったツワモノたち。もちろん、カイ流にそれぞれの近況を説明する。西川の気持ちが最後までわからなかったという。
最後にきたのは、ビルの教え子で、仏教学者で、来月からシカゴ大に行くヘレン。友人と。
3時帰宅。TVみながら眠る。

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2009.10/10(土)


11時までぐっすり眠る。
洗濯をして、〈ほ〉へ。
なおみちゃんが入ってくれていた。冷蔵庫も全く、キレイにしてくれる。
その間、2Fそうじと、吉田に洗濯、ニックに身の回り品(キムコ、サランラップ、雪平、タッパーetc)買いなどにいく。
徳永恂さんから「現代思想の断層」(岩波新書)恵送さる。
〈ほ〉2F奥のそうじをしていたら、〈ほ〉通信用(未発表)原稿など出てくる。
〈ほ〉8:30、10人きたが、〈八〉telでマキちゃんが出ず、10人断って〈八〉へ。
マキちゃんはいた。客はなし。10時すぎまでも。
まあ、〈ほ〉も天気が良く、週末だったら、夜には客があるということはわかった。
マキちゃんがあえて〈八〉にいる必要はないかもしれない。
〈八〉客足わるし。ジャーマン、ティル、とくたろう、馬淵、調さん、島さん、ミキちゃんのみ。ミキちゃん、島さんに業者から、ややイジメごときものにあっている口吻だったとか。
「イケメン」写真集のセレクション開始。
サッちゃん、吉田の家の掃除とプリント。

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2009.10/9(金)


フィルム買いのために〈八〉泊。
上島で黒糖コーヒーM(390円)。徳永さんのマックス・ウェーバー論を読みつぐ。
昨日は、サッちゃんが思いつく限りのイケメンの名を数え上げたが、〈ほ〉〈八〉関係では30人しか思いつかない。彼女はちょっと厳しいかもしれない。
ナニワに行き、30分錦を流す。
鴨川で、3、4才児が枝をもって遊んでいたが、踏み込み不足。
11時帰宅。シャワーを浴びて〈ほ〉。
やはり、寝不足でしんどい。
〈ほ〉の入口にイケメン写真集のために「イケメン募集」の貼紙出す。
2Fの写真を持って帰って、洗濯もする。
麻ちゃんと彼女の母撮る。
6時前に、田中直子さんがヒルゲートの女性陣を〈ほ〉に連れてくるとtelで予告後、来店。カレー、タコライス、ビールなどを食してくれる。
〈八〉田中直子さん、浅利さん、ヒルゲートのバイト嬢は〈ほ〉から〈八〉へと梯子。長谷川さん、田中君、八田淳さんなどでスタート。浅利さんは、11月から〈八〉水曜日バイト入り。
麻ちゃんを九州のA社のAさんが気に入ってコンタクトを取りたいというので、麻ちゃんにtel。ちょうどお母さんがきていたせいでもないかもしれないが、彼女はワン・クッションをおきたそう。
京大シネ研、「京都」永澄グループ、和見など。
閉店は4時。
木屋町で、久しぶりに関大のスティーブン・ギブス先生に会う。カップクがよくなっており、カラフルで、おしゃれなシャツを着ていた。「カイさん、ちょっと太ったなあ」という。彼も同様だった。
辻々に川端署のポリさんが立っているので、訊けば、路上強盗があったという。

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2009.10/8(木)


台風情報をみながら、寝ていた。気がついたら6時。2h布団にもぐりこむ。
Lマガジン企画の「おじさんの京都」(11月15日発売予定)用に、写真3点追加注文があったので、4hさがすも、空し。出てこない。
あきらめて、写真集からとってもらうことにする。
それでも、〈ほ〉にきて、さらに30分さがす。
さがしながら、出てきたコネティカットのミドルタウン、9.11のニューヨーク写真に見入る。あのときも、酒に酔って現像して、10本くらい失敗したのを思い出す。
〈ほ〉2Fマリーンは26人。14人がトースト(300円)、他にカルピス4人(380円)あとはTea、HC、シナモンミルク。
明日、発送(写真集「インドちょっと見ただけ」)のための宛名書き。
〈八〉入は、9:30。
麻ちゃんバイト。六本木のクレドルをやっていた椎名たか子さんの友人がきたらしいが、麻ちゃん、名をきいてない。
12:00まで桑原さんのみ。
その後、亮太郎一行13人。4時まで。

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2009.10/7(水)


きのう、フライヤーをもってきた永田紅さんに、フライヤーを持参する女性を撮影しているのですと言おうと思って、言いそびれてしまった。
8時起床。
まず、関電に料金を入れに行く。
京都工繊大西陣職員寮付近でネコを撮る。
午後一番に、読売の森恭彦さん、取材に来店。10/15に「美人特集」(週一回の3回目)として写真集を紹介してくれる由。イケメン特集もやると豪語する。森さんが写真集「Beautiful Women in Kyoto」(冬青社)を買ってくれたので、手元からなくなり、あわてて、京大ルネに行くも、品切れ中。
代わりに、徳永恂さんの「現代思想の断想---『神なき時』の模索」(岩波新書)と谷川俊太郎さんの「詩めくり」(ちくま文庫)を買う。
Lマガジンから、明日、写真をとりにいくとtelあり。
アルチザンLLPの宮崎祐次さんより来信。
そうそう、イケメン写真集用に撮影開始。まず、森恭彦さんを撮影。自薦他薦問いません。〈八〉まで被写体となるために来店ください。皆が皆、出るとは限りません。審美眼の持ち主の美女連が最終的には選びます。
大家の桐生から意味不明のtel。
10日に延ばすといったのではなかったのか。オレは5日、5日とアタマにあったので、まあ、いい、入ってた、入ってたと。
寂しくてtelしてきたのか? 店が開いているか確認にtelしたのか?
兄、3人ひきつれて、西安にむかって、今日、大分を発つ。なぜか、総費用300万円という。デレゲーション全体で、それ位かかるか。
ジュンク堂BAL店、芸術書担当の山田真子さんに会って、「Streets of Kyoto」「インドちょっと見ただけ」「2007年版京都愛しの美女たち」各5部納入。写真集「Beautiful Women in Kyoto」一部あったので買う。
徳永恂さんの新著の「はしがき」など少し読む。いかにも徳永さんらしく、カッコウイイ。
終日、雨。おイタさんが昼〈ほ〉覗いたらしいが、電気代支払で北大路にいって生憎留守。おイタさんは、上賀茂でヨ氏にも会う。
〈八〉トップ客はおイタさんだったが、女性バイトなしでは、間が持たず。直子さんにもtelしたが、ふられたという。高田さん、杉村昌昭さんもくる。杉村さんは、パリ展は3月後半にやろうやという。
あとは、田島健太郎君がきただけ。
台風だから仕方ないか。田島君によれば京楽も閉まっていたと。
11時に帰ろうかと思ったが、12時半まで待つも空し。

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2009.10/6(火)


8時帰宅。
コンビニに電気代支払にいく。そして、桐生に。
10時半、ポスター&写真集をリュックに入れて、街中へ。
ちょうどフィルムが切れている(20分間)ときに、ジュンク堂を出たところ、ゆかしい群衆図が目にとびこむ。
寺町、新京極、三条を流す。
12:00、平賀壮太さん(麻紀ちゃんの父)の個展みに行く。さすがに枯れたというか、と同時に矛盾するようだが、意志的な絵だった。ピカソ的? ギャラリー小西は10/17から。
むさしで5皿。
古川町のおじさんところで、シマエビとイカの子。
9/22のパーティーに欠席だった方と出席したが、喋らなかったりうれしいことを言ってくれている人のメッセージを一部採録します。(祝詞は省略)

網谷隆司郎
久しぶりの便りがいい便りだったので、私までうれしくなりました。もう四半世紀前ですが、槌田さんの取材で初めてお会いして以来の細々とした絆ですが、いつも心の片隅でえらいなあ、仰いでいました。祝賀会にぜひと思ったのですが、私、この9月末で36年半勤めた毎日新聞社を定年退職となり、そのころいろいろ会合があり、残念ながら、東京より「おめでとう!」の一声を。

市川笑也(歌舞伎役者)
当日は残念ながらお伺いが叶いませんが、祝賀会のご盛況を願っております。/発起人の皆々様に、厚く御礼申し上げます。

岩根治美(サンライズ出版)
ほんやら洞の内装工事をしていた頃、私は近所に下宿していました。一ヶ月の食費が10000円だった私は、たまにコーヒーのみに行った位です。八文字屋へは1回しか行ったことないのに、よくぞ名刺を残しておかれたものだと驚きます。

木村聖哉(編集者)
過去の受賞者の中で、写真部門の人は一人だけで、甲斐さんが二人目ですね。スゴイ。京都の町の日常、普通の人々の有り様を記録した甲斐さんの写真は年月を経るほど「文化的価値」を増してゆくでしょう。

金承輝(天地洞)
久闊を叙すべく談したいが、連休営業等で調整つかず、不参加です。

玄月(作家)
八文字屋で焼酎を飲みながら甲斐さんの写真を見るのが、京都でのなによりの楽しみです。お体に気をつけて下さい。

沢野ひとし(イラストレーター)
カイさんの写真にはやさしさがあふれています。

世良田律子(編集者)
甲斐さんの写真を見ていると、そのどこかにいつも自分がいるような気になってきます。自分自身の原点を感じるような気がします。それくらいファンです!どうぞ、からだを大切に!もっともっと撮って見せてください!

園田恵子(詩人)
当日伺いお目にかかりたいと思っておりましたが、少々怪我をしてしまい、入院のため伺えなくなってしまいました。……また伺います。

丹治史彦(編集者)
現在仕事で屋久島に長期滞在しており、出席かないません。ゴメンなさい……ますますのご活躍を!!

多田亜生(編集者)
永年のお仕事の累積が評価されたこと、ぶれない視線でその対象を見つめてこられたことに感服。当日、何としても伺いたかったのですが、都合がつかず残念!

滝本洋一(銘酒館タキモト)
本当に立派なお仕事だったと思います。多くの無言の苦労も多かったことと思います。やはり喜びをともにすることが一番嬉しいです。

中山登美子(プロデューサー?ダンサー?)
これからはどうぞ「官能写真家」でありますよう!

中谷健太郎(亀の井別荘)
石井窓呂君の父君、辻村氏の話はほとんど聴いておりません。でも母上、石井まり子さんとは「気配」のやりとりはしました。昔々、窓呂君がチビの頃。/杉本秀太郎大酒豪には敬意、脅威、威敬を抱いております。あの大きな感じは、酒でも薄められませんな、いや敵わない、恐いモノ見たさで鶴首お待ちします。それにしても凄いなあ。フランスまで行きますか。(写真集も、その解説も興味津々、来年1/26~1/31、京都文化博物館に伺えるとヨロシイが。/高橋幸子さんとは37年来の御知り合いとは、その長さに驚きます。パーティーに出席できると良かったなあ。/水腰みなさん、近々「オカカの会」(亡母の会)で来られるかもしれない。再見。追伸/小岸昭センセ、お懐かしく候、庄屋への再泊実現を果たせずにおります。折りあらば企んで下さい。湯上がり一献マラーノのお話を承りたく候。不二(9月30日)
……「インド、ちょっと見ただけ」良い本やなあ、哲学的でない所が、いいですねえ、いやフツウの風景とか、フツウに生きるとか、なかなかね、再見。追伸/「インドちょっと見ただけ」5冊送って下さい。請求書と共に。不二(9月20日)

平野智美(KBS-TVアナウンサー)
KBSへのご出演etc.お忙しい中ありがとうございます。今日は生放送の為伺えず、とても残念です。又、夜に、八文字屋に伺いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

萩原健次郎(詩人)
市井の光景、人の無意識の姿、撮らねば、心に収まりません。セツナー。セツナです。

平林敏男(中央公論新社)
今、中央公論新社120年史の編集・制作が忙しくなってきて、なかなか抜けることができません。……皆さん、同志のようにお親しいようなので、楽しい会になるでしょうね。

星野高志郎(造形作家)
地に這う生活が、『京都美術文化賞』とは!? いつもと同じ「ほんやら洞」と「八文字屋」の甲斐さんでいてくださいよ!?

うれしがりすぎて、余計な採録があったらお赦し下さい。
「憲法9条の会」からお誘いの封書あり。
夕方、日向太が〈ほ〉に顔を出す。咄嗟で、だれかわからず、「ヒナタです」という。海外展できたら一緒したいと。軽音でベースをやっていること、元〈ほ〉バイトの松田さんがニチレイに就職したことなどを教えてくれる。
夜、永田紅さんが10/18 pm2:00-4:30 西陣ファクトリーGardenで定員20名の自身が講師のフライヤーを持参。帰ったあと正体わかる。
〈ほ〉気功教室休み。
〈八〉にはやく行くとすぐに京大シネ研のマキノさん、村田さん来店。フランスのヌーインさんにメールを送るために30分ぬける。
相変わらず、客足がにぶい。
11時前に、川添洋司さん、マキちゃんが「ろくでなし」から、ジョルジ・モラという、チュービンゲン大から同志社への留学生をつれてくる。写真集「Beautiful Women in Kyoto」と「路地裏の京都」を買ってくれる。
夜中に、福田さんが「ん」であった女性を、また建築家の魚谷さんが、都市プランナーで十数年前、京都書店でバイトをしていたという好青年を連れてくる。
今日は、電気が点くと思って帰宅も空し。

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2009.10/5(月)


ほんやら洞をたのしく運営していく核になる人間をはやく捜さないと、〈ほ〉だけでなく、ぼくもダウンしてしまう。
これ以上、友人に迷惑ばかりかけておれない。
最終的に、これといった人物(群)が登場しなければ、2010年3月末日をもって、〈ほ〉を閉じるつもりだ。
9時半からオープンしているのに、外国人2人がメニューを見せてくれと入ってきたがメニューが少ないのか、帰ってしまった以外は客なし。
夕方、5時、京大(総人)グループが10人来る予定。
桐生より、ヤイヤイtelある。約40年つきあっているのだから、一週間ぐらいの家賃の遅れ、赦してくれればいいのに。
コニカミノルタの浜田さんよりtel。4~9月のいつがいいかというので、いつでもいいが、できたらはやい方がいいと返事。
中谷健太郎さんと辻村信一さんの引き合わせ、今回は失敗したので、埋め合わせをと思っているところ、健太郎さんより、できたら文博展にきたいと来信。その旨を辻村さんに伝える。
ジュンク堂BAL店に納品に行くも、担当の山田さん留守で、明後日出直し。
奈良井さんに何やかやお世話になる。パーティーで彼が撮った写真の紙焼きあずかっています。写っていて、欲しい方はご連絡ください。
欧米人(?)の男が、「シゲのパン」はまだあるかと来店。
山本万里 書作展の案内あり。11/6~8 am 10:00~pm 5:00(建仁寺西来院)
本来なら、バイトを入れてランチも三種類ぐらいやるべきだろう。
京大グループのパーティーは8時で終わる。
8時半、〈八〉入り。奈良井さん、元マリア書房の編集長(現・亥辰舎)の浅井潤一さんが、マリアの女性2人同伴。
杉本さんにtel。食後、横になっていると夫人。
最後は琢ちゃん。最近、酒がよわくなったという。夜半、民輪さんよりtel。10/11に一応杉本さんの原稿があがることになっている由。
3時半帰宅。電気が止められていた。

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2009.10/4(日)


〈ほ〉〈八〉ともに客少なし。
〈ほ〉麻ちゃんとなおみちゃん、家はサッちゃんがそれぞれ掃除してくれる。
スイス・グループ、打ち上げは下鴨高木町のレストランという。
Shizukuに久しぶりにサッちゃんといく。
夕方、津村グループ3人2F。
〈八〉京大シネ研、書家の奥村一子(榊原莫山氏の弟子)連れの長谷川ゆかりさん、和見、中村勝さん&知人、ミキちゃん、川添さん&マキちゃん。
ミキちゃんに助けられる。
また、店でダウン。気がついたら6時。さらに9時まで寝る。日曜なのに、書評を読むための各紙買う気力なし。

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2009.10/3(土)


8時起床。
上島で珈琲。
今日、明日、なんとしてでも金をつくる必要あり。この緊張の日々、いつまでも続いたらヤバい。周りは自己破産せよという。こんなたくさんの荷物をもって破産してどうする。
祇園祭(?)の山車を引っぱる仕事をしている夢を見ていた。着物の美女を大きなシーソーのようなもので宙吊りにするが、美女は着物も乱れず、すました顔をしているので、喝采をあびていた。
文君と喋っていて、'84〜'85は〈ほ〉では、小原君&トモちゃん、キムムグンら、米潜水艦イージス号入港などに反対する運動を展開していた「反戦やるっきゃない」のグループがほんやら洞の若手グループを主導していたのを思い出す。
〈ほ〉にくると、表に出ていた行李の中の本があらかた盗まれていた。
3時前に、京大人文研に6ヶ月いた呉夾さんくる。北京外大の院生。北京の798工場にギャラリーがたくさんあるという。北京にきたら案内しますよと言ってくれる。
イギリスのローラという京芸大に3ヶ月留学中の女性が、写真家のBFとくる。ロンドンのギャラリーを案内するとも。中谷健太郎さんからやや長い手紙。
〈八〉マキちゃん。奥田以在さん、アフ研の田中さんと友人(あとで、エチオピア人も)がいた。その後、ティル、長谷川さん、中村一成さん、久世の在日のカップル(写真好き)、おイタさん、牧野君、趙君、星野高志郎さん、朴ちゃん&西川氏くる。牧野君、依田先生に日向太君をシネ研に勧誘しろといわれたという。長谷川さんがバイトを口説かなかった記念日。
サッちゃんはプリント。
山形テレビの庄司勉さんよりtel。京大卒の有望な部下がいて、〈ほ〉を知らないというので、telかわりますといって佐藤青年と喋らす。
こっちでも展覧会の準備をしているのですがという。

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2009.10/2(金)


吉田の家賃、〈ほ〉tel代入れにいく。体調すぐれず。
今日、枕草子クルーがくるのに、明日と勘違いしていた。
カナダとニューヨークの男客がきて、ピアノを弾く。2人共コダック勤務という。ニューヨークで両替した古い千円を出したので、麻ちゃん、よろこぶ。
10/5 pm5:00 京大総人の院の女性グループ10人が〈ほ〉2Fで飲み会をやりたいとくる。
同志社から奥田以在さん、〈ほ〉覗きにくる。来月初め、元〈八〉〈ほ〉バイトの朴豊子さんが(沖縄在住)顔を出すかもという情報もたらす。
同大への中国は貴州からの18才の留学生、何君来店。なかなか人なつっこく可愛い青年だった。
〈八〉にのんびり行こうと思っていたが、カオリちゃんより「ビールがない。お客さんも5人きていて忙しい」とtel。慌てていく。
米屋の高田さんが帰っているところ。チュン君が友人ときていた。奥には文弘樹君と後藤君、田中君もいるが、くると思っていた井上ヤッさんの姿なし。黒澤さんがちんと座っているのみ。結局、あとは徳永さん、おイタさんがきただけかと思っていたら、同大写真部のノリコさんがきて、ベロンベロン。私、最近彼と別れたのとつぶやく。
深夜、待てども空し。
横になると眠っていた。4時に目を覚ますが、雨なので、外出さける。

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2009.10/1(木)


8:30、TV前で起床。
午前中はネガチェック少し。
洗い物の後は、野菜カレーつくり。
午後、夕べの〈八〉の最後の客、川本ちゃん&石原君が松ちゃんをつれて〈ほ〉にきて、昼から飲む。3杯よばれ、酔う。
サッちゃんvsジェローム。
汀子さん、来年4/4のコンサート用のフライヤーつくりをサッちゃんに依頼にくる。
夜、マリーンの出足わるし。13人がトースト注文。佐用南美ちゃんバイト。
〈八〉〈ほ〉ともにtel止まる。
〈八〉9時に行くと、杉村さん、人文の松岡さん、近代の「村八分」フリークの竹村洋介先生いる。
杉村さんはパリ帰りで、パリ展は、カイ、西川のどっちかが、ガッとやるしかない。どうなんじゃい!?とおっしゃる。
至極、まっとうでうれしいアドバイス。
手の内をバラしてしまうのはなんだけど、ぼくの貧乏の根源を皆さんにも、杉村さんにも明かしていないのが、イラつかせているようなので、少し記す。
〈八〉は約25年前に、権利金1380万円を借金して、オープンした。そして大家さんが数年前に自己破産した。当然というべきか、権利金は返ってこない。それを巡って裁判もした。ぼくに金がないと分かれば、金を貸した相手は心配になって、とりつけにくるのは当たり前の話。
大家の自己破産の少し前、10年前にぼくは、従来の仲間がお手上げした〈ほ〉に若干借金を元に資本注入し、水道線、下水工事をしてカムバックした。このインフラ費用は大家持ちだと思ったが、大家も病院その他の出入りを繰り返し、こっち持ちになってしまった。戻って数年で、昔の〈ほ〉のことを書いて、出町〈ほ〉をハッピーエンディングさせようと思ったが、写真の方にものめり込み、優秀なスタッフも嫁も消え、ネガと借金のみが残り、店の基本的メンテナンスもままならぬようになり、〈八〉の荷物に〈ほ〉は成り下がった。毎月10万円が不足するようになって数年、それでも〈ほ〉を残せという声に押され、支援もうけつつ今日に至った。
そういう状況下で海外個展の話がたくさんきたり、京都美術文化賞をもらい、切り抜けられるかという段になり、アシスタントももうたまらんという悲鳴を上げるに至ったのだった。
この白状は、日乗を読んでくれる人にだけのものだ。
杉村さんの次は、桑原さん、古賀さん来店。麻ちゃん、しんどいといって11:30上がり。杉村さん、竹村さんにインド写真集とポスター買ってもらう。
ジェローム顔を出す。
夜中に朴ちゃんが、高さん、さらにもうひとりの受験仲間とくる。
小沢明子さんの先生の尾場瀬一郎さんが京大(教育3)生とともにくる。朴ちゃんとともに国生さゆりサイコーと合唱す。
朴ちゃんは4時まで。
コリーヌ・アトランさんよりメール。パリのJSBに顔を出してくれと頼んでいたが、お父さんが亡くなり、いけなかった。10月末に行くと。そのあと上洛。

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ほんやら洞大掃除
2009.10/17 (日)

大掃除

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掃除前の店内

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掃除前の奥の座席

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奥から順に磨いていく

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磨く前(左)と磨いた後(右)の煉瓦
色が全然ちがう

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煉瓦の赤を取り戻す

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ガラス磨き

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表も磨く

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手伝ってくれた皆さん
古い看板を外して記念撮影
麻ちゃん、岡西さん、奈良井さん、カゲロヲさん
伊藤さん、モーさん、ヤスさん

大掃除後の飲み会

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新しい看板書き
カイ作

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草壁カゲロヲ作

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ダーツク君作

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岡西さん作

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新看板にはダーツク君作を採用

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掃除後のほんやら洞店内

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奥の座席も復活
壁には桂小枝さんの落書も?

次回煉瓦磨きは12月下旬に予定

掃除後はチゲ鍋パーティー
手伝ってくれる人は誰でも大歓迎!