ほんやら洞・甲斐扶佐義 HONYARADO/KAI FUSAYOSHI's Web Site

 
カイ日乗 10月

2012.10/30(火)


7時起床。
鶴見俊輔コレクション(身ぶりとしての抵抗)の残り読了。
すごい本だった。
67年暮れから鶴見さんの存在・書きものを意識して、68年からは、鶴見さんの書くものを追っかけて逐一読み、あるいは、昔書いたものも探してほぼ読み通した。72年〈ほ〉が始って、自分の葛藤でぐちゃぐちゃになっても、70年代はまだずっと鶴見さんの書くものを読みついだ。だから、今度の「身ぶりとしての抵抗」所録の書きものを読むことを通して、忘れ去っていたわけではないが、その時々の、ひりひりした気分、記憶などが呼び覚まされた。それは〈ほ〉をつくる前後の自分のいちいち細かいことだったりした。それにしてもあらためて自分がどつぼにはまっているときも、ずっと、鶴見さんはこうやって仕事をしていたんだと感動。知っていたつもりだが、再度、感動した。あの状況のなかから内ゲバやテロが発生しないように願いながら、考えつづけ、しかも韓国に足を運んでいたのがよくわかる。
先日の清水寺などでのフェスティバル用のパンフに、D.サターホワイトのことを中途半端に書いたが、彼は、韓国にいけなくなったD.ボケットの代わりに渡韓していた。鶴見さんも、金芝河逮捕のtelをボケットから受け、桑原武夫さんを団長に訪韓しようとしたが、桑原さんにビザが出ないのがわかると、真継伸彦や金井和子さんとは別行動をとって、入韓国したのが〈ほ〉オープン記念講演「非行のすすめ」の直後で、メキシコに行く直前だったこともわかり感慨ぶかい。
月曜社用書きものでも、この本を参照しながら書くつもり。が、そんなことをしていたら、これまで書いたものすべてをリライトしなければならないようになるかな。
いや、田中正造、明石順三のすごさは定評があるが、鶴見さんのとらえ方とあいまって感動。田中正造の内にむかう攻撃性と内にむかうそれについて書いているとは、72年当時に読んだときにはわかってなかった。機会があったら田中ゆかりの栃木県堀米村や明石ゆかりのやはり栃木の鹿沼や滋賀県坂田郡息長村岩脇にも行ってみたいとミーハーな事を考えた。
「図書」(11月号)で見田宗介vs安田常雄で現代史をどう書くかを論じているが、ここでも鶴見さんの方法がとりあげられていた。
10時、〈ほ〉オープン。
その前に、川端今出川でアレクシア&夫&ミロちゃんに出会わし、遠くから撮る。土曜日の午前中に来〈八〉という。
〈八〉の来月の家賃の請求書がきてないので、不動産屋にtelしたら、ビルごと、また転売したという。よからぬ事態が発生しなければいいがと不安になる。
ワッキーのプレゼント(DVD&CDディスク修復機)をH経由落手。
青幻舎の安田社長に清水寺のフェスティバルの招待券はいつがいいかとメール便を出していたのに、夕べ、27日にしてくれとメール入る。当方が送るのが遅かったせいか、来月と勘ちがいしたようだ。
フリオ・リャマサーレスの「無声映画のシーン」のなかに、リスボンのカイス・ド・ソドレにあるブリティシュ・バーの時計の針が逆に回わっているとあった。それを見にいきたいものだ。2~3年前、リスボンの小説家が、ペソアにちなんだ写真展をやってくれないかといってきて、行くつもりだったが、不景気になり、旅費は自費でということになり、当時、ぼくはスッカンピンだったので行かなかった。10ヶ月前にもメールがあった。
いまなら、いくつもりだ。その時計はほんとうにあるのかな?
台湾のエンジニア戴鋒英(dai Feng Ying)さん来店。台北にきたら案内しますといってくれる。デジタルのチップのエンジニア。
〈八〉入は9時半。八田さん、ナライさんがいる。ダグラス(元井田照一の弟子)が4人つれてくる。チーちゃん、桑原さんは久しぶり。
西村さんが、グリーンプロムナードのフライヤー持参。シカさん、ドゥニ、B。
ドゥニとサッちゃんが11/17修学院離宮にいくのに、ドゥニは、サッちゃんに、このことを内緒にしてといったのには、びっくりも笑いもしたという。長野の中川村の曽我村長久しぶり。
〈八〉に泊まり。

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2012.10/29(月)


〈ほ〉は老人喫茶化しつつある。HIBARIのこんな曲をきいたら、頭がおかしくなりそうといって、汀子さんは帰る。11/3は東九条マダンで「炭鉱節」と「出船」をうたうんだとかブツブツ。
松ちゃん、明後日、大腸ガンの手術という。
〈八〉ハセ川さんが、ノルマンディに住むジェイスン(甲斐写真集『2007京都愛しの美女たち』66頁)とドリス(2/28生)をつれてくる。ドリスの両親はポルポト政権下からフランスに逃げたという。あとは黒澤さんとオイタさんのみと低調。
12時すぎ、カゲロヲのところ。彼、ベロンベロンで、一杯のんですぐに出る。さっきまで和見がいたと。

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2012.10/28(日)


〈ほ〉学者グループ5人が4h陣どる。白山さんからtel。先日は失礼したので、カンパしましたと。
清水寺があるので、5時半に閉店。ヒルゲートにチケット持参後、珉々。雨の中、歩いて会場へ。10:15、近藤由貴さんとタッキーノ氏の連弾聴いて引き上げる。
新聞の書評欄で牧紀男、谷崎由依の名を発見。両氏ともしばらくきてない。
〈八〉では、ルパンが荒れていた。

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2012.10/27(土)


すごく老いを身体の節々に感じる。
おだやかな午後。あらだき、チビ貝調理、枝豆(紫頭巾)も処理してから、ヒルゲート、マロニエ、西村薬局にむかう。2h休の貼紙をして。ヒルゲートでは人見さんのお嬢さんに清水寺等での音楽フェスティバルのパンフレットをわたし、拝夢雲(高月)氏にアイサツをして、マロニエへ。西川勲さんに借り物を返し、西村薬局へ、パンフわたし。12月18日のライブ(!?)のタイトルは「甲斐扶佐義を聞き、中川五郎を聴こう」に決ったという。隣に建築事務所をもつ、昔、布野研の魚谷君に会い、清水寺の招待券をあげる。どんぐり橋のたもとで、ホームレスのおっちゃんと「人力車」が離合するところを撮る。古美術「堂上」にパンフレットとフライヤーをおいてもらう。河原町今出川の交差点で白川さんに会う。「ワタナベさんがケッコンしたのはご存知ですか」「ええ、2人は〈八〉で出会い、出来た子どもの名はヨウタ君、〈八〉と関係あるみたいですよ」というやりとり。もどったのは3時すぎ、1hの外出だった。すぐに「KYO!」の編集長(京都ピーアールセンター社長)の内藤靖正さんが来店。隔月で1年間。
原稿にとりかかる段に、立命大の督あかりさん(1/8生)が就職報告でくる。当時、学生のフリー・ペーパー「MOCO」の副代表とか。その後、Hと会い、HをMocoに引っぱった。その際、いまでは喫茶になっているHの新町で育った家でお茶をしたという。中日というので白山氏を教える。
〈八〉では八田氏が店を開けて待っていた。赤垣屋で会った吉祥寺のカップル(元ビクター所属)がすぐにくるとのこと。林海象さん、東陽一氏、文化人類学者の西江氏とも昵懇ときく。この辺ではジャンゴびいき。東京のシンガー、カップル、ラルフグループ、B、オイタさん、山根さんでおわり。

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2012.10/26(金)


5時帰宅。
疲労こんぱい。客少なし。中村勝さん、ヒルゲートの帰りに寄る。
サッちゃんのコンピューターをロイがバージョンアップする。心なしかロイ生彩なし。病気かどうか心配。サンドラの託けでアンドレアスが持参したカリーナ&サンドラ合作のDVD「shugendo」を半分みる。
〈八〉シカさんがひとりいるところに到着。そこにfoilギャラリーの山上さんと同僚くる。2人に鶴見さん、日高さんの話をする。山上氏の父母はずい分日高さんにお世話になっているはずだが、日高さんがどういう人か全くといっていいほど知らない。こういう層を相手に自分が書いているのだと自覚され、月曜社からの書き物は「京都・昔話ほんやら洞篇」とでもした方がいいのかとも思う。
サッちゃんもきて、そういうと、彼女もうなづく。ルパン、オイタさん、ドゥニ、B、ナライさんとくる。青野真士の知人の京大の先生も研究室の女性をはじめてつれ出したといってくる。美人写真として撮影。瀧本玲さん(8/31生)
段ちゃん、ルパン、咲希ちゃん、3時まで。

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2012.10/25(木)


白雲神社にいく。小栗栖さん、タッキーノさんらをとる。
〈八〉浅井さん(亥辰舎)ら、八田さん、狗巻霞さん(小倉出身、4/29生)、シカさん。八田さんとまり。

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2012.10/24(水)


台湾の銀行マンがきて写真集をかう。
夕方、コンサートのパンフレット届く。パリ写真集の見積書出る。
〈八〉川崎さん、八田さん、ルパンがいた。アンドレアス、アレクシアがヴィラ九条山のレジデントをつれてくる。B、ドゥニ、ニコラくる。

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2012.10/23(火)


パリ写真集つくりの準備にとりかかる。
やはり、フリオ・リャマサーレス「無声映画のシーン」はおもしろい。山香のストーリーにつかえる?
夕方も家に帰り、パリ写真集のためのネガ選び。
ほんとうに、〈八〉〈ほ〉後継者を早急に探さねば。
ベルリンの写真家セバスチャン氏と奈良市高畑町に住むクリエイティブ・ハイブリット(と名刺にあった)アンドリュー氏くる。
〈八〉ひま。段ちゃん&琢ちゃん、シカさん、B。シカさんの夢にチーちゃん登場。「冷たかった」と。
京楽で一杯。

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2012.10/22(月)


午前中、江國香織の「寝室」「おそ夏のゆうぐれ」「ピクニック」「夕顔」「アレンテージョ」よむ。おもしろい短篇ばかりだった。出勤途中、伊藤公雄さん、ジョン・アイナースンに会う。ジョンは「フクシマの本をつくった。今度〈ほ〉にもっていく」という。
1時すぎ、白山映子さん、俊介さんのtelで、同志社にいき、湘南銘菓「江ノ電サブレ」とやらをもらう。ドナルド・キーン、永井道雄らが住んでいた今熊野の「無賓主庵」を知っているかときかれる。前々から、そのようなものがあるのは知っていたが、行ったことはない。少女のようなカッコウの映子さんと旦那の写真を撮る。
夕方、Sからメシくいにいこうと誘い。珉々。ついでに、アレクシア用のBeautiful Women in Kyotoをかう。
〈八〉ABC放送の2人、タカさん、片山氏のみ。5時まで〈八〉で眠る。

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2012.10/21(日)


〈ほ〉にはHが先にきていた。
昼前に八田さんがきて、4:00から2Fをかせといい、OKしたので、今日の楽しみにしていたデモ行は中止。
八田さんグループは、〈ほ〉に9時までいる。
〈八〉に10時前にいくと、武市さんがおっちゃんをつかまえ、川崎さんをつかまえ議論をふっかけていた。八田さんグループの美女、池田千里さん(10/27生、大阪市職員)をとる。西川氏もいる。明日、引っ越しをし、しかもタッキーノ氏を東京までむかえにいくという。
別府大の賀川光夫教授の息子、真君が、政光順二さんらとくる。ダグラス、黒沢さん、正体不明の2人、東京から新婚旅行でナオシマなどにいくという医師、奥さんをホテルにおいてくる。
朴ちゃんは、近々、京都から去るとかで、ややおセンチな話をする。
松屋で不覚にも30分ほど眠ったようで、叱られる。
6時帰宅。

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2012.10/20(土)


風邪気味。
世良田津子さんよりフライヤー届く。山本万里書作展の案内も。(11/23-25建仁寺西来院)貝原浩さんと佐藤裕禎さんの「原発事故を考える画文と短歌の二人展」福島市民活動サポートセンター(11/3~11/11)
〈八〉段ちゃんと友人、西村さん、汀子さんのタカさん、シカさん、2人で鍋焼きパーティ流のナライさん&ドゥニ、井田照一さんの下に7年間いた(京都在住は1970-1980)ダグラス&カールくる。
また、〈八〉で7:00までねる。

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2012.10/19(金)


同大の院生ら、p.m.10:00まで〈ほ〉2F。ロイ&サッちゃんがパソコンいじりで、その時間まで留守番してくれる。
〈八〉アンドレアス、アレクシア&旦那と娘のミロちゃんくる。サンドラからチョコレートとDVDのおみやげ、高橋千鶴子さん&ケロ&テキスタイルの作家、ウルトラ旦那&ヨメが一緒(往年の演劇仲間)、ルパンらがいた。おくれてロイ&サチコ&ロイ友人、ナライさん、ダグラス、シカさん、段ちゃん、中川五郎紹介の静岡男もくる。Mr.B&ドゥニは入れず、岸さん&あさひちゃん、〈ろくでなし〉に行き、〈八〉どまり、9時まで。

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2012.10/18(木)


身体にガタがきているようなので、入浴してからゆっくり〈ほ〉へ。
吉田の町内会の回覧板には10/19京大時計台前のピクニックと11/3蹴上の国際交流センターのバザー(?)&イベントの案内あり。
30数年ぶりの〈ほ〉客3人。
今日は野菜カレーをつくるつもりだったが、鶴見さんの文庫「身ぶりとしての抵抗」にひきこまれよむ。たいていは、初出時に読んでいるので、その頃の自分を思い出す手がかりになる。月曜社用書き下ろしにとりこめるかどうかがポイント。そう思って読み始めたが、読んだ記憶のないものもあった。
飯河四郎さんや矢部顕さんという懐しい人物も登場。
昨日、亡くなった若松孝二は交通事故が原因という。
〈八〉到着する前からtelのベルがなっていた。木須井さんからだった。彼女によれば、京都のデスクらが10分前にいったが、閉っていた。どうなっているのか、ということだった。
すぐにデスクらは、京大の先生と戻ってくれた。立誠の「学び舎」グループの三木千種さん、馬場さん、それに応地先生のアシスタント飯塚隆藤さんがきてくれた。三木さんから馬渕が膵臓ガンときく。
しかさんくる。
〈八〉で5時までねる。

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2012.10/17(水)


10時北山のポルシェのショールームでリスト生誕150年記念コンサートの実行委。決算がおわってないということで、今年の「京都国際音楽フェスティヴァル」の実行委員をおりたり、スポンサーからおりる会社もチラホラ。
パンフレットに空ページが出て、ぼくの埋め草原稿も活用することになる。
九州の姉よりのカボス、里芋、みかん、南瓜、とり肉、砂肝届く。
サっちゃんのパンフデザインのためのスポンサーからの原稿はギリギリのところで届く。
〈八〉八田さんは久しぶり、中村さん&蕎岳さんは予定通り、伊藤さんは〈ほ〉から間違って北京での日中友好コンサートのパンフをもって来店して、一部しかないのでと戻してもうらう。ワッキーが箕浦舞(5/10生、神大郡司研の院生)さんをつれてくる。竹熊健太郎さんは東京の知人同伴、MrB&ドゥニ。
かえり、村屋により、5時半まで眠っていた。

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2012.10/16(火)


フェスティバルの後援の件で永澄氏、大郷さん、記事のことで臼倉氏にTel、井上さんに再fax。
月曜社本。40年ほぼ同じ地にいて遭遇する事柄、人物のおもしろさ、たのしさを書くべきかも。プラス、十年一日のごとく変らぬ故郷の空騒ぎ。
フェスティヴァルのパンフに穴があいた場合を想定して、埋め草原稿900字を書いた。ウーハオ、磯崎新、杉本秀太郎、シルヴァン、森嶋通夫、内田樹、フルブライト・ジャパンのデービッド・サターホワイトを結びつけた迷(?)文なのに、それを書いておいてといったサっちゃんまでTelすると、「なに!? 忙しいのに(はやくTelを切って)」という。
いやはや。
〈八〉オイタさんからお母さんが7日に亡くなったときく。Kさんをよび出す。段ちゃんがきて、没になった原稿をみせる。琢ちゃんもくる。
おそくアサリちゃんがグランピエの先輩をつれてくる。松本シン君。〈ほ〉で35年前には女ようさんと呼ばれていた大分出身の羊さんもグランピエにいたときく。イチャリバのことを知らなかったので教える。彼は前田さんといって母親が70年前の京都の「ブルー・ノート」を経営していたという。グランピエの仕入れでイランにも行くらしく、イランのアリ氏が〈八〉のKaiにもよろしくいっていったという。
3時帰宅。

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2012.10/15(月)


知恩寺、すごい人。これをじっくり撮り、出町から百万遍への道のダイナミズムを丸ごととらえたいが、いまのところ時間なし。関電に代金払い、西村薬局に猫写真持参。ポスター用にベストの2枚紛失。
しきりに井上章一さんのことにふれている今谷明さんの「天皇と戦争と歴史家」(洋泉社)よむ。
井上さんには、西川氏の実行委の件でFAX。「西川氏が可哀想だからよろしく」と書く。
黒川創編の鶴見俊輔コレクション「身ぶりとしての抵抗」(河出文庫)買う。ほとんど初出時に読んでいるが、通して読むのがたのしみ。川上弘美さんが解説。
同志社への美人留学生2人、夕食にくる。ワシントンDCの理紗さん(2/19生)、イギリスはケンブリッジからの花さん(12/28生)、2人とも日本人のハーフなので、日本語をちゃんとマスターしたいとのこと。撮影。
〈八〉1年半ぶりの音峰さん、この頃ちょっと元気のないシカさん、MrB&ドゥニ、最後にジェローム。Jは、精華の人、次は日仏の人さらにアシズナオトとABCアベニュー「キャロル・キング」(元図書館)のあととかで、酔っていた。「女の人は大変ねぇ、うちのオクさんのこと、大スキで大キライ」という。
瑠璃子さんに、清水寺のときに入ってもらおうと思ってTelしたが、東京だった。そのあと、高山市の旅館に泊まり込み---ということオイタさんにきいてないですかという。「いしまつ商店」「レコレコ」にフライヤーもっていく。

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2012.10/14(日)


「環境市民」の杦本育生さんが池田さちこさんらとくる。岡西さんは奈っちゃんから預かった中盤のカメラをとりにくる。修理するのだ。
西川氏は体調もかなりピンチ。フライヤー置き、代役する。
〈ほ〉の表に出している写真集、久しぶりに5冊売れる。カール・ションバーガーさん来〈ほ〉。11日来〈八〉したが、閉っていたという。
江國香織「犬とハーモニカ」はおもろい。この手法はぼくむきかもしれない。
〈八〉まっちゃん、ルパン、ナライさん、アニメの伊藤さん、シカさん、温ちゃん(パソコンのリベンジで近々来〈ほ〉とのこと)、段ちゃん、カオリちゃん。
カオリちゃんとNがはなしこんでいるので、2人はいいカンジになったかなと思った。先日、Nが送り、途中でNが自分の荷台に荷物を忘れNが現場にとりにいっている間にカオリちゃんはすっかり酔いから醒めたらしい。

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2012.10/13(土)


隣の改修でうちと入りくんでいるトイレの入口をみせろと阿部さんがきたが、大工さんはもうすぐ12時になので、もう仕事おわりということで、来ず。
38年(?)ぶりに、「もうひとりのデビッドです」といって、見覚えのあるアメリカ人くる。サターホワイトさん。ボゲット氏が一時入韓できない折に代わりに訪韓していたという。両親が北白川のバプティスト病院をつくったので、氏は生まれは京都という。92年に北京から同志社に留学して、よく〈ほ〉で鶏の朝鮮風をたべていたという奥さんと一緒になり、いまは日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)の事務局長。11才のお嬢さん、9才の息子さんも含めて、家族写真を撮る。彼にボゲットのアドレスを教えることと昔の写真が出てきたらあげる約束をする。
来年くらいは、40年の〈ほ〉客のなかで出会った家族をランダムにあつめた「ほんやら洞の百家族」なる写真集をまとめたい。
西川氏よりTel。10/17,a.m.10:00会議に出てほしい。「多勢に無勢だから」とちょっと意味不明なことをいう。日中友好に関して5、6行書いてくれないかとも。
珉々で長谷川さんに久しぶりに会い、ゴットンの近況をいう。
〈八〉トップは島袋さんの友人の瑠璃子さん、ティルの友人、武市さん、北川さん、ダグ、理化学研の青ちゃんの友人の京大の先生グループ、東京医大の中村医師ら。
12時半、客がひいたので〈ろくでなし〉にフェスティヴァルのフライヤーをもっていって、ビール2本のんで、もどると、田中利君の仲間が3人いて、田中君はぼくをさがしに行っているという。3時まで、松屋で4時半まで眠る。

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2012.10/12(金)


今日も奥野翔太君が来て、昨日おいていった名刺をみてくれましたかという。あっ紙きれ?なんか書いていたなぁ。名をおぼえてほしいので書いたんです。そんなことをするより、写真をとったらどうですか?ぼくら22才の頃、フィルムを買う金すらなかった。そういって、本を読みつづけた。帰る段になって、カイさん、やっぱ、カイさんの言う通りですわ。ぼく、写真撮ります。そういって出て行った。
百田氏の「海賊とよばれた男」(下)も巻を措く能わずの感で読了。百田氏をしばらく注目しよう。
中村勝さん来店。南座で山田洋次特集みての帰り。
ケルン・京都姉妹都市記念の写真家の交流(アーティスト・イン・レジデンス)のビラとどく。武市さんと奥さんの淳子さんがそろって来〈ほ〉したのは30年ぶり?淳子さんは関電デモ帰り。
〈八〉高田さん、オイタさん、タカさん、樽家さん&明子さん、西村さん、ナライさん、シカさん、段ちゃん、山本理恵さん&旦那、カオリちゃん。ドゥニーは数人つれてきて入らず覗いて帰る。カオリちゃんはたいへんそう。中川五郎さんはTelするといっていたが、連絡なし。理恵さんは在日の司法書士というので、朴ちゃんにTelして喋らせる。
4時閉店。

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2012.10/11(木)


内田樹の「街場の中国論」紛失で、百田尚樹「海賊と呼ばれた男」(上)をよむ。実業家の一代記としては秀れものだろうが、ぼくが読みたい現代史はもっと下々の人間の運命をあつかったもの。でも、これだけの時間の一代記をよませる力量はたしか。村田製作所の御曹司がよみたいという気はわかる。
この3週間、書く仕事も忘れ、寸暇をおしみ読みたい本を読んでいる。あと何年間元気でおれるかと思うと、この35年、変な具合に時間をつかってきた、いや、35年はオーバーにしても、20年間、もっと考えるべきだったなどと思い到る。もう手遅れ。
レヴィ・ストロースの渡辺公三先生、パリの友人のジャズ・ミュージシャンのジャパン・ツアーのフライヤー持参。MAKI NAKANO&STEPHANE TSAPIS(京都では、ブルー・ノート10/29 19:00, 2500円)
マリーン。アサリちゃん、うちにきてくれる。
〈八〉アサリちゃんがきて、ルパンを呼び出して、おわり。木屋町全体もしずんでいる。

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2012.10/10(水)


「海賊と呼ばれた男」を読んでいるうちに眠る。
11:30オープン。
にしゃんたファミリーくる。シロー君とトモエちゃんも可愛いい。
温ちゃんがうってくれた原稿をみてびっくり。一行ごとにまちがっている。文章をかえられたり、文意も理解されてないのがわかる。打ったまま、朗読するのも笑えて一興かも。急ぐ仕事は頼めない。
〈八〉川崎さん、時事の桐明さん&後輩、ナライさん、ドゥニ、シカさん。
シカさん、オスプレイに凧揚げはないだろうとちょっと憤懣やるかたないといった調子で喋べる。で、からかう。米軍機むけタコ揚げの元祖はオレだぞ!と。友希ちゃんから9日から旦那がフランス、ベルギーに演奏旅行にいき、また、その間、グザヴィエらはタイ旅行中ときく。

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2012.10/9(火)


ルネにいく。
昼からTさんがきて、ビール。カウンター内に逃げて野菜カレーづくり。
そのあと、きのうもきた22才の奥野君というが、写真の弟子ないし助手にしてくれとくる。
〈ほ〉ひまで、内田樹「街場の文体論」読了。
今朝、珍しく自殺する夢をみていた。しかもつづけて2つも。1回目は南インドで爆弾をかかえて自爆。2回目は、ピストルで心臓をブチぬいた。これが苦しまなくて、よかったと思ったら目をさました。
〈八〉珉々から戻ると依田先生と友人の水質工学(?)の先生がまっていた。2人はイリノイ大で一瞬一緒だったとか。山中さん、保立さん、井上章一さん、高松伸さん、バークレーの話などを駄べる。Mr、ドゥニー、富士谷さん。富士谷さんは京楽からきて京楽に戻った。彼の後を追うといっていたが、眠った。
4時に〈八〉を出て帰宅。

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2012.10/7(日)


12:30オープンがやっと。
またTさんがきて、長時間。いささかウンザリ。
2組の客あり。id galleryで個展中の兵藤さんが、昨日きて今日もきたが、〈八〉にいく時間だった。その旨を伝えたので、〈八〉にくるかと思い2組にご免!といって〈八〉へ行く。
〈八〉には、結局、兵藤氏こず。39年前の〈ほ〉客のカール・ションバーガーさんが、博愛会病院の河原崎茂孝先生と工学部(京大)の先生夫妻をつれてくる。カールさんは、昔(AP時代)、富樫嬢のBFだったという。2年前、ロバート・シンガーと一緒に来〈八〉したが、ぼくはパリだった。カールさんはいまは、Robにきらわれているとか。
おっちゃんもくる。1:30に客はひく。
4時まで、客を待つもむなし。

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2012.10/6(土)


くもり空。
ダウンして、ネガ整理。少しのみ〈ほ〉オープン1:00。
内田樹「街場の文体論」3分の1読む。
岡西なおみさんの茂庵(清閑亭)での個展みる。北白川でおみこしに遭遇。
〈八〉竹熊健太郎、ひさうちみちお氏ら一行、浮田哲氏ら洛北高同級生グループ、井上章一さん、ルパン、片山氏、ナライさん、シカさん、ドゥニーくる。深夜、Kei-kがきて朝まで。井上さんは、日文研の創草期の新聞紙上での一面広告用の対談相手をめぐるエピソードをまた喋る。保立道久さんのことも話題になる。片山氏は、山折氏のことばかりしゃべる。

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2012.10/5(金)


保立道久「かぐや姫と王権神話」(洋泉社歴史新書)読了。すばらしい!
岡林信康のファンクラブの会長の小南作夢さんが通りかかり、岡林が同志社とほんやら洞を懐しがっているときく。
Sureから黒川創編「福島の美術館で何が起こっていたのか―震災、原発事故、ベン・シャーンのこと―」の発刊予告のフライヤーくる。
夕方、フランスの映画監督をつれてくるといっていたおっさん来ず。
祇園会館に梶芽衣子のトーク&唄をみにいく。珉々を出たら、フランソアから出てくる尾崎真人氏に会う。4は、三条河原町で大田垣實さんに会う。
地下鉄+日向神社参道徒歩でヴィラ九条山にいく。ジェローム・ブルベスの作品はすばらしい。アンドレアスにもあう。ドゥニもブラブラしていた。ヴァレリー、レティシアの作品展もやっているようだが、本人らもきているのだろうか。
〈八〉オイタさん、先日寝すごして名古屋まで行ったという奈良井さん、枚方の洪さん、黒沢さん、名古屋の坊さん&谷大同級生、Mrグループ8人、ドゥニ、シカさん、ダンちゃん、千尋さん。青蓮院塔頭の尼さんづれの北場さん。
食堂で眠り、〈ほ〉で寝て、帰宅9時。

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2012.10/4(木)


「京都国際音楽フェスティヴァル2012」のフライヤー届く。持参したのは尻石君(高石友也氏の息子)?ききわすれ。
汀子さん、2度きて、飲み食いしてくれる。うれしいが、大きな声で独り言するのにはまいる。
Hの中学の3年後輩が進路相談(?)にくる。竹熊健太郎さん来〈ほ〉「殺すなダダッ子貫ちゃん」のフライヤーをもらう。
ダダカンこと糸井貫二さんは、70年代のゼロ次元の映画「いなばの白うさぎ」に出演しているとか。
ぼくは69年8月房総で白うさぎの作者にあった。
〈八〉井上泰さんの後輩6人くる。
第8回京都映画祭開催中で、山根貞男さん、立命の川村健一郎先生、ローザンヌのエロローラさんらとくる。山根さんは去年2月(?)のPR誌「みすず」の書評特集で、2012年の5冊のなかに「夢の抜け口」を入れてくれたという。初耳。見おとした。さらに、明日、祇園会館に、特別ゲストで梶芽衣子がくる。5:45にきたらあわせるという。
片山さんは、村田製作所の会長の孫をつれてくる。一緒に上海に行ったそうだ。3、4人で読書会を年に4回ペースでやろうという話が持ち上がる。最初は百田尚樹著「海賊とよばれた男」

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2012.10/3(水)


8時半起床。
鴨川で子どもの太鼓の練習をとる。
戻ると、ヨ氏いる。どこか葬儀屋を知らないかという。
臼倉恒介さんがだん王の運動会のプログラムをもってくる。
大きなロジックでの鶴見和子、俊輔、良行論の吉見俊哉の「アメリカの越え方」読了。出色の鶴見良行論。
松ちゃん、異様に光る目玉をしていた。おかあが入院して、2週間になるけど、もう家には帰れんようになったという。腸から血が出ているし、よくなっても施設に入ることになった、と淋しげ。
ロイ&S、パソコンいじり。
〈八〉アサリちゃんが遅れるので、はやく行って、ワインのみすぎ、眠くなる。11時から1時半まで眠る。
Mr.B、ドゥニ&友人、川崎さん、シカさん、段ちゃんでおわる。
さらに2時から6時まで眠る。
アサリちゃんのtelで、温ちゃん6日、原稿うちにきてくれることになる。

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2012.10/2(火)


変な夢。Sとコンダクターとインドかどっかの町を歩いている。コ氏がSに現地の食い物とかについてありきたりな話をしている。ぼくは、ひとりであっちこっち歩いている。馬とか牛とかをとっている。どっかから牛にきをつけろという声がした。みると牛がメチャメチャ大きくなった。が、ぼくは近づいていったが、なんともなかった。2人が休みたいというので、仕方なく、フォールギャラリーの下の喫茶のように所にいる。またもや、2人は食い物談議。ぼくは外に出たくて仕方ない。キョロキョロしていると女の子が、既視感のある大きな高価な和紙のポスターをもってきて、これ、カイさんところにも貼って下さいという。どこかでこの紙みたねえ、どこからきたの?このポスターというと〈ソクラテス〉という。「ああ、あそこはこの紙を買い占めているんだろうな」とぼくは呟く。次のシーンは、草がぼうぼうに生えてその中央に小川が流れている野原を歩いていた。そこらじゅうに鬼がたむろしていた。近づいて触っても全く逃げようとしない。小川ほとりにいくと、女の子がいて、カイさん、ミミオにも大分出身の女の子がいたねえというので、ボクが大分出身と知っているの?ときくと、私も大分ですものという。で、何をしているというと「大分研究」という。ボクは「大分学のすすめ」みたいなのを書いている男がいたなァと思いながら、口をつぐんだ。
〈ほ〉10:30オープン。今日からカボスヨーグルト。
〈京都〉紙上の斎藤美奈子のエッセイ、〈ちくま〉と同趣旨だが、おもしろい。村雲司「阿武隈共和国独立宣言」(現代書館)という本の存在を知る。〈ほ〉ベルギー人、ドイツ人客のみ。
月曜社にCD-Rを送る。
〈八〉10:45、Mr.Bがくるまで客ゼロ。後は温ちゃん、チカちゃん&山崎修さん、森さん&久保地さん、西村さん。
2時半帰宅。

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2012.10/1(月)


不調のまま10月に突入。
変な夢のメドレーにうなされ、気がついたら12時。
あやうい少女、小学教師からのがれ、日高六郎邸に行っていた。そこには、北沢恒彦の亡霊ともうひとりいた。北沢さんに、「今後の中尾ハジメの『原子力の腹の中で』(2)はどうですか」と訊ねる。「脚下のことをやっているな」というので、「北沢さんも木村英昭の検証福島原発事故・官邸の100時間、福山哲郎の『原発危機・官邸からの証言』それから『証言 細野豪志―原発危機500日の真実に鳥越俊太郎が迫る』を読んだら、北沢さんもまたやる気がおこるんじゃない?」といったら、古門前古西町の旧住居の2階の部屋の窓ぎわに所在なげにポツンと立って「ボクはもう死んでいるのだから・・・」といった。そこから出たら、そこはどうやらお寺だったらしく、段ちゃんも後から追っかけてきた。段ちゃんが「カイさん、おカネ返して」というので、エッ!?というと段ちゃんはマユ毛を八の字にまげる。いくら?ときいたら、琢ちゃんが10万円!という。ぼくはポケットに20万円くらい入っていると思って、となりの富小路公園の脇にすわって札をかぞえるが、何度、勘定しても持ち金がいくらかわからない。どういうこっちゃ!?と思っていると中村一成が顔を出した。手に大部のカラー写真集を持っている。「アラブ」(岩波書店)とある。めくると、どれもすばらしい。牛や他の雄の動物の拡大性器をバカッと撮っている。ホホッと感心する。オレもこれでいくかと思ったりする。最後までいっても、岡真理の名がどこにも出てこないので、「イルソン、こう書いた方がいいよ」といって、新聞紙の端切れに、イルソンのために書くべき文句を二行書き連ねて、あっ、証拠が残ったらヤバイと思う。
やたら夢をみていた。
〈ほ〉に行ったら、汀子さんがきて、訳のわからないことをひとりで、ゲラゲラ笑いながらしゃべっているのに3hつきあう。
Teaにブランディをいれろ、と飲んだら、次はラムをいれろという。
H、赤峰勝人さんの講演会(京都は12/2東部文化会館。連絡先:京都なずなの会、tel.090-6679-8313佐竹さん)のフライヤーをおいてくれとくる。赤嶺さんという鶴見良行さんの弟子で大分の女性がいたなぁとHにいう。勉強が厳しくなり始めたという。
〈八〉坊主。由布市の姉よりtel。三木卓の「K」はお前ではないかと笑う。明日、カボスを送る。カボスヨーグルトにしろと。
海老坂武さんの「戦後文学は生きている」読了。何ヶ所もメモりたい箇所ある。
吉見俊哉の「アメリカの越え方」は大雑把なものかなと予想しつつ、読み始めたが、おもしろい。鶴見さん、オーウェル、ジョン・リードなどを重ねてみているのは、ちゃんと勘所をおさえているというべきか。鶴見俊輔のものも読んでいる。学者だから当り前か。一息で半分よむ。〈ろくでなし〉にでも客引きにでもいかねば〈八〉の存続が心もとないと一瞬考えたが、自分の人生の残り少なさを考えたら、読書そして行動にしくはなし。
2:30帰宅。

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