ほんやら洞・甲斐扶佐義 HONYARADO/KAI FUSAYOSHI's Web Site

 
カイ日乗 11月

2012.11/30(木)


生ビールをつごうとして、コックが外れて、樽に入っている分すべてパァーにする夢を見ていた。となりをみると、泡の流れが見事な構図をつくっており、誉められ、そんなバカなと思っているところ目覚める。
余華の「十個詞彙裡的中国」は、やはり、少し身につまされる。同時代、よく分からないながらも紅衛兵の動きに一喜一憂したおぼえがあるだけに。
〈ほ〉の14年前のバイトの女性(伊丹出身、東京在住)来店。
週2回同志社幼稚園で英語を教える米人鍛冶屋見習くる。
森、河村、在田、漕屋各氏にtel。
ケルン・京都姉妹都市提携50周年記念の写真家交換は、喜ばしいことに民間行事のようだ。
姉とのtelで、わが親戚兄姉たちのピンボケ、ボケボケ、ノーテンキ、イジマシイ生活ぶりを訊くにつけ、こっちもしっかりせねば、同じ穴のムジナになりかねない。
長姉は、弟のボケぶりを脳裡に否定していつづけてきていたのだと気がついて、ガク然としたという。つらつら考えるに、ずっと馬鹿にしていたんだ、私は!と気づいたというわけだ。文革時代の中国の農民のいたましい迷走とわが田舎の出来事とは無関係といえないところが、つらい。
〈ほ〉今日も客の3分の1は外国人。
〈八〉への付出はこび忘れる。
ジュンク堂四条店3F、鶴見俊輔、吉本隆明コーナー消える。黒川創の日高六郎さんインタビュー本発見。
9時半まで客なし。西村さんポスター持参。「ねこ」展展示2日おくれる。
コリーヌ、シルヴァンらがきて、数学者。ルパン、シカさんグループ、段ちゃん、冨士谷さん&友希ちゃんでおわり。3時半。

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2012.11/29(水)


今日も覗いてすぐ帰る客あり。仕方ない。自分のペースをくずしたら、何もかもガタガタだ。
「カイ写真日和」を書き直したが、昨日のままいく。タイトルも「道草徘徊バラード」にしようかと思ったがやめる。
原稿と写真10点預ける。
蓼原町の女性、アールグレイとみかんジュース。
〈ほ〉を手伝ってくれる人物が登場しなければ、また、書き下ろし出版のいかんによっては、〈ほ〉の荷物をすべて片付けねばならないか。
原稿を書きたいが、体調すぐれない。両店とも放り出すべきか、考える。
数学者が神大の舞さんに会いたがっていたのでtel。彼は日曜日、京都から離れる由。
河原町グリーン商店街の飾り付けは12/1。
折角、野菜たっぷりのおいしい野菜カレーが出来たのに、これを食べる客ゼロ。
小説「兄弟」の作家、余華著「ほんとうの中国の話をしよう」(河出)はやはり面白い。いや、文革の混乱が具さに記されている。
また、〈八〉へむかうところ女性客あり。1hならといったら、また、きます、と。
〈八〉27年前「ロック3少年(当時17才)」と呼んでいた、かつて中央市場につとめていた美男子、後輩の、いま下関で魚の卸問屋をやっている男をつれてくる。
久しぶりにIさん登場。5分後にNHKさん。待ち合わせていたわけではない。Iさんに世話になっているのでボトル1本プレゼント。Iさん、NHKさんにガンガンのませてNHKさんは理の当然(?)としてIさんに撓垂れ掛かる。裏でその進捗具合にあわせてDJ数学者が笑いながらダンス。しまいには四ツに組み合う。NHKは帰ろうとしてチャリを取りに行くが送れない。脇にあるヤクザの外車にもたれかかって、どやされ、2人して戻ってきたところで、明かりを消してぼくは消える。パクポー伝を書いている女性は5ヶ月ぶり。

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2012.11/28(火)


10時起床。
寝床で「ザジ」読了。
しんどくて、昼客、3人やりすごす。血圧計測184。
「イマイチ」くるが、いまいち。
〈八〉にむかうところ、5人来店あるも断る。断れる状況ではないのだが。
〈八〉超ひま。川崎さん、数学者のみだったので、ルパンを呼び出す。段ちゃん、鹿さんがきて、ドゥニもきて、厳しい終わりかと思っていたが、ドゥニ、数学者(次の日曜日、京都発)が長っ尻で、そこに和見がきて、さらに出戻りの鹿さんが若い男を連れてくる。3:40になったというのに、和見と鹿さんが原発論議(!?)を始めようとしたので、もう時間ですと終わる。
鹿さんいわく「嘉田さんはひどい…」和見「ゲンパツやめるのなら、どう生活になるかまでいわんといけん」云々云々。
和見は離婚するかもと。

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2012.11/27(月)


月曜社の書きもののトーンを変えたいとか、「パリちょっと見ただけ」をパリでいじけて」とかに変更しようかなどと考えながら、フトンで本を読みつづける。「地下鉄のザジ」(久保昭博訳)おもろい。もっとはやく読んでいたら、人生、かわっていたかも。パリでは「ザジ」的視点で写真を撮りたかった。
「Kyo!」誌上での連載タイトルを考えあぐねる。(とにかく、書く。)
12時に客があったが、「どうぞ、どうぞ」とやらなかった。マイペースを守らねばアブハチ取らずになりそうと思う。
呉座勇一「一揆の原理」はちょっと面白そうだが、高橋裕史の「武器・十字架と戦国日本」は結論はともかく、手つきはあんまり気に入らない。大友宗麟とシャム(カンボジア)の関係にふれた鹿毛敏夫「アジアン戦国大名大友氏の研究」という著作の存在を教わった。
どこに「山香東西一揆」にふれた本はないか。
こういったことを考究するのにもはやく店から脱けなければ。
夢のなかで、リスボンの作家にケルンの企画書の余白に書き足したものを送ることを考えていた。
「Kyo!」連載原稿を書くもいまいち。連載タイトルも固まらず。
サッちゃん、新写真集「Behind a tender wind」の版下(?)を印刷屋さんに渡す。
〈八〉東京の広告代理店(神宮前)勤務で田園調布勤務の坂口さんフーフ、タキモトさんと(一緒にきたのは3年前の)友人夫婦2人、Qさん、数学者のみ。おわったのは3時。
朝11時から翌朝3時まで、16h働いて、〈八〉〈ほ〉の家賃未満の売上で、客の愚痴をきく仕事。もちろん、こっちは自分で飲むしかなく、また、仕入れ代、水光熱費はおろか自分の日当も出ない。ゼロ、いや一日6千円の赤字。客の愚痴を海綿体になって吸収し、これを金に転嫁するしかない。
坂口さんの奥さんが「京都が好きで好きで」というと、Qさんがいかに京都人が腹黒いかいつものように力説。タキモトさんは久しぶり。ウツだといいながら、地の毒舌が炸裂。正式には結婚していなかったが、48年間、連れ添った奥さんが11月8日に亡くなったとかで、一緒に来た夫婦も知らなかったようだが、読んでもいいですかといって、「出棺の言葉」を朗読。生前の奥さんと3つの約束があったというが、きいていると「いつまでも一緒に幸せに生きようね」という一言に尽きている。その一方で、カイの書き物は起承転結がないとか、〈八〉のトイレがキレイになったとか、ここの酒、焼酎はまずくて飲めないという。
Qさんの4.5hもなかなか。
体調不良の原因。女性関係と金の問題。ある仕事があり、それをもちろん自分の利益になるが、女性の得にもなるので、telしてあげたが、その時は忙しくてすぐ切られ、その後、音沙汰なしで、自分の信用まで失った。その女性とは、昔好きで、付きあわなくなった後もこれまで何回も一緒に食事もしてきたのにとグチる。また、最近は、「喋ってなかったが、20年前のGFとメル友になったといって写真をみせる。最初は何回かtel、メールをしている時はつめたかったが、ぼくが「釣り損なった魚は大きかった」と言ったとたん、電話のむこうで態度が変わったのがわかったという。それからは、急にやさしくなって、オレの急所もついてくるんや、おかんよりオレのことを判っているかな。といっても、彼女ともう一度寄りを戻すことはないよ。旦那さんもいて、共稼ぎしているらしい。で、ぼく、この20年間、どんな女と付きあってきたのか、どうせ、皆、別ぴんだったのだろうというので、ウンというと、もうこれからは別ぴんはやめとけというの。身だしなみもちゃんとしろとか、加齢臭も除去しろとかね。
金に関しては、オフィスを借りるのに基金から融資をうけたいのだが、カード・ローンに50万円借金あるのがネックになっている。だから審査がある間の3,4週間、金を貸してほしいんだ、50万円貸してェーと。
スパニッシュに借りろ、いちばん仲がいいんだろうというが、彼との関係を守りたいので借りたくない、なんなら、チャンスがあったら、カイさんの方から、それとなく言ってくれたらうれしいけど。I先生はといったが、そんなことをいう仲でないという。K県のSさんなら貸すやろうけど、言いたくない。彼女とイギリスのJちゃんもOKやろうけどね。その2人と東京のMちゃんは最高やねと。
帰宅後、サッポロタンメンを2つ食って、ネガさがし。

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2012.11/26(日)


雨の中、帰宅し、雨の中〈ほ〉行。東一条でレンズが濡れているのも無視して11月祭の看板片付の学生撮るもうまくいかず。ルネで、「天平グレート・ジャーニー」入手。
桝形通りで、蹴つまづくのではと思える足どりにうろたえているかごとき震える野太い声で、「あー、ワサビがない、ワサビがない…ワサビがどこにもない」とうつむき加減で歩く、いつもの女性に出会わす。けっこうボケが進行しつつあるのではと心配になる。2回スーパー内ですれ違っても気づかず。
〈ほ〉超ヒマ。咲希ちゃんが伝票整理にきてくれる。ついでに、原稿を打ってもらう。
夕方、6:30店から買物にきているカオリちゃんに出会わす。元気ですかときくと「疲れている」と返事ある。ひととひとの付きあいはなかなか難しい。Nさんが咲希ちゃんと呑もうと思ってもうまくいかなかったり、その咲希ちゃんが朴ちゃんにバイト先に呑みに来て!と誘っても、ギックリ腰でままならなかったりする。朴ちゃんはきっとストレスで(!?)一週間前から針の治療院通い。
〈八〉オープンしようとすると帰ろうとしていたシカさん、ドアの前で立ちつくす森下君がいる。シカさん、開口一番「カイさん、隠し玉、ぼくの評価は低いよ」森下君は、進路について両親にちゃんと言えないというような話。2人がいなくなった後、数学者が小一時間、酒2杯にタマゴ2個。
戻って、ネガ整理。

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2012.11/25(土)


10時、山本万里さんの書作展みに建仁寺西来院へ行く。額も軸もどれひとつとっても粗末なものなし。道浦母都子の「子守歌うたうがことく口遊む春の夜ならばさくらさくらを…」の歌の屏風は表美展で受賞と記されていたりする。
11時、〈ほ〉入り。コリーヌ、覗く。嵐山滞在と。
段ちゃん、松ちゃん顔をだす。
大阪の鈴江さん来店。「クライシス」の読書会で一緒だったとか、プロ学のこと「留学同」の友人のこと、同僚のこと、親の七光的な物書きに興味ないことなど、問わず語り的やりとり。写真集「出町転々 八文字屋有情」を買ってくれる。2,3h後〈八〉に入ると、こちらにも来てくれていた。京都が嫌いとかクリスチャンであること、ベトナムと縁が深いこと、鈴江言一氏と遠縁とかきく。〈ほ〉には、後継者を捜しているのでは…と帰りしなにきく客あり。同伴の50才のこの女性はどうかといっているようだった。
〈八〉で会うのは十数年ぶりの兪正根さん来店。井上章一氏、森岡パパの実家の近くに土地を買ったと、例によって例のごとく、他者の話をあまりきかず、お家事情をたのしく語り、「イムジン河」も唄う。梁民基のボケが進行して、今、自分が診察することになっているという。枚方の星ヶ丘学園の園長先生も2年ぶり?段ちゃんは、すぐ帰り、遅がけにきたルパンはてんごし、ねばった末、アサリちゃんを呑みに連れだす。数学者は祇王寺の庭はすばらしいという。
もっと客はないものかと4時まで〈八〉にとどまる。

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2012.11/24(金)


しんどし。フリオ・リャマサーレス「無声映画のシーン」読了。少し客入る。松井美咲さん(12/2生)の府大生美女撮る。
〈八〉に入る前、珉々。
大阪でのガレキ処理反対集会かえりのクマさんくる。(泊っていく)
佐内里さん、ナライさん、数学者、ドゥニと男友だち、段ちゃんもくる。Yさんから琢ちゃんへの伝言あり。「Mはほとぼりがさめたと思うので、Mにtelしてください」
〈八〉泊まり。

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2012.11/23(木)


さすがにしんどい。
ケルン文書、書き足らない気がして、書き足す。
いつもの彼女、40分いる。
4時にロイがきて、チェックしてくれる。
〈八〉には咲希ちゃんなので、ルパンが8時からいる。そして、3時まで。しまいには咲希ちゃんをやめて、アサリにすると嘯く。不明、大阪・東京グループ。八王子の浦上氏、ナッちゃんとデート、スイス人の男女、温ちゃん、杉浦さん、数学者、「Myojyo」の副編集長、段ちゃん。ナッちゃんが咲希ちゃんより先に入り、ブレーカーを下したままだったのに気づかず、ナライさんを呼ぶ。電気Box(?)をあける。数学者、舞ちゃんにくれぐれもよろしくと、奨学金のとり方おしえると。樽家さんは咲希ちゃんとしきりに握手。

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2012.11/22(水)


ギャラリー「集」に斉藤由香さんの作品、マロニエでは草間さんの作品をみて、箕浦舞ちゃんがモデルになっている写真が出ているというbanyak banyak展にいく。富田潤展のあるギャラリー久里を覗くもお大尽風情の人ばかりだったので、入らず。ジュンクで川井ゆう「菊人形バンザイ研究者」(新宿書房)と筑摩文庫の野口体操本を買う。
もどってオープンすると、例の女性、1分後に入ってくる。
マリーン休み。
川井ゆうさんの本を加藤秀俊さん(浮田哲ちゃん叔父さん)が絶賛していた。
〈八〉のトップはダグラス「ほんま美女が2人くんのかあ。こんかったら金をかえしてや」といいながら待つ。2人とは舞さんと原稿を打ってくれているアサリちゃんのこと。
高田さんがきたが、うるさいので、この件は伝えず。古門前の骨董屋さんの知人2人はずっと写真集を見つづける。数学者がきてもシカさんがきても美女登場せず。シカさん、「カイさん!ひょっとして隠し玉とはアサリちゃんのこと?」といって、イラ立っている風。タカさん、西村さん、ロイときたところで「隠し玉」登場。そこへとくたろうもくる。
数学者は、玉ちゃんがフランス語をしゃべるので、新節にグラントの取り方などをアドバイス、研究者をつづけよという。ダグは少し気後れ気味、ロイ、タカさんがかなりハッスル。これで、深夜の撮影大会は中止。
タカさんが、アサリちゃんを四条まで、そして、最後には駅までおくる。ロイとぼく、その場で沈没。

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2012.11/21(火)


箕浦舞さん来店。
〈八〉ひま。数学者、オイタさん、ドゥニ、ナライさん、シカさん、段ちゃんのみ。ロイにケルンの企画書(英文)チェックしてもらう。

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2012.11/20(月)


寝床におきっぱなしだった平野啓一郎の「分人」をめくりながら、目をさます。
〈ほ〉森まゆみさん、中島岳志さんの本のデザインなどをしている矢萩多門さんと来店。秋野不矩さん、鶴見俊輔さん周辺話で花をさかせる。横山貞子さんが、森さんがくると俊輔さんがコーフンするから帰ってくれといったとか。秋野和子さんが、亥左牟が森さんに泊ってもいいよといったが、昨日も客があったので帰ってといわれた話など笑った。
〈ろくでなし〉バイトの男来店。
〈八〉入り直前にルパンに会い、〈八〉へ直行。ルパン、自分もいよいよタイムリミットだァとぼそっと言う。長谷川ヨセフが2人の友人を連れてくる。ヨセフ君、入籍とのこと。そこに、草間さんが、マロニエの他の階でやっているアーチスト、西川寛さんらを連れてくる。佐藤さんは巧みなハサミワークで紙の昆虫をつくってみせた。くぼまりは相変わらず、変な女で、草間さんの奥さんがグラスを運んでくれているのをみて、「ダメ!甘やかしたら、こんな店になるから」という。昔から、そうだが、何か勘違いをしているのかもしれない。
ダグラスもきたので、レイミさんの件を告げる。村屋のシャコジローもきて、サカキナナオにあったとかで、ダグラスにからむ。それが、どうした!?といわれてかえる。数学者もからまれる。
3:40になっても、ダグラス、くぼが帰らないので、「閉めます」といって、抵抗をふりきって閉店。

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2012.11/19(日)


「グラフィケーション」(通巻372号)くる。竹田武久さんの「茶馬古道--中国のティー・ロードをゆく」(グラビア)がある。うらやましい。久しぶりに高史明さんの語りもある。ルネでレーモン・クノーの「文体練習」(新訳)入手。旧訳と読み比べる。
洗濯物を干して、フィルム買い、ジュンクで伊藤野枝の身内の著者による「代準之介」と「情況」(12月号)での王寺賢太の「No hay caminos hay que caminer--日本の『第三の道』への疑問」と管孝行の「吉本隆明--」を立ち読み。
中村さんが忘れ眼鏡とり、いつもの方、松ちゃんとくる。
ダグラスが、39年前にパセリに惚れ、キヨが早川に惚れていたという夕べの話には笑った。
珉々。
8時半〈八〉入り。トップはドゥニ次は数学者そしてサッちゃん。しばらくそれだけ。礼望ちゃんを呼んでほしいといっていたダグラスもこない。ドゥニがtake-bowに会いたがったのでtelするもこず。Royはいまから40分でいくといってくる。礼望ちゃんはちょっと顔を出し、千佳ちゃんはtelで(数学者もメールしたかも)くる。ゴットンのことが話題になる。西国八十八ヶ所からもどったら、おでんでも食いに行こうといっていたが、帰ってきたのに、連絡しても不調とのことで延び延びで、娘さんが来年4月結婚式らしいが、医者がそれを早めたらといった由。数学者は千秋ちゃんを話題にする。皆が帰るころ、ナッちゃん&繁田君らがくる。
閉店、3:40。カレー食って帰宅は4:15。

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2012.11/18(土)


川井ゆうさんの「菊人形バンザイ」(新宿書房)の書評あり(朝日)。
夕方、セバスチャンと喋る。〈八〉入りは9時。珍しくルパン不在。日曜なのに。3日連続のナライさん。水曜以来の段ちゃん、カシワラの考古学ミュージアムがよかったという数学者(彼に、多治見の永法寺の庭写真をみせる)、五郎のPAをやるのがちょっと自慢なおっちゃん、ガン手術をおえて初来店の松ちゃん、Kei-k、おっちゃんにからまれる「ネーヤマ」さん。
また〈八〉泊。

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2012.11/17(金)


朝から雨。11時オープンならず。
不調。12時の客2人断る。
由布院の中谷健太郎さんより代替わりした旨の来信ある。帰省の折は寄れとのこと。
〈八〉7:30到着早々、松本顕龍氏らの芋煮会の流れある。浜田市の寺の住職で京都に住み30年表具師というイケメンの権威主義者らもひっぱってきた中村勝さん中心のグループ。
中外日報の北村さんグループの他は、井上章一さん、ダグラス、ナライ&サキでおわる。
朝、9時まで、そこで眠る。

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2012.11/16(木)


12時前にオープン。
例の女性がくるのではと思っているところ、歩道の中央にチャリを止める姿を発見。そんな真ん中に置かないでといって、レモン買いに行く。戻ると、注文して、「出町の商店街が…」と世間話を始めるので、「ご免!考え事をしているのであまり話しかけないで」といって、コーヒーを淹れ、自分も離れた所に座り、パンを食べながら新聞を読み始めたら、去っていってくれた。
今朝方、アイリーンと中尾ハジメさんが再び同居し始めた夢をみた。どおお?というので、何とかという話をし、さむに〈ほ〉を継いでくれという手紙を出したが、返事がないというと、奥さん(チョンレ)が他所で働き始めたんじゃないかなァという。アイリーンに喋りかけるが、嫌な顔をしている訳ではないが、無口のまま。ハジメさんは、奥の部屋から猫写真の大プリントを持ち出して拡げたのにはびっくり。こんなオレの写真を持っていたのかと思っていると、「この猫たちはいまどうしているかなァ」という。「ハジメさん、これは、33年前の猫だよ」とこたえて、目を覚ます。
ナチュラル・ヴィレッジという所からムジカイーゼルのライブのフライヤーくる。
今日、家でゴロゴロしながら、グリーン商店街で何を喋ろうか、いつも前衛的な唄をうたう五郎に、日中台韓朝をまたにかけたラブ・ソングでもつくってくれと注文しようかなどと考える。
内田樹「増補版街場の中国論」(ミシマ社、2011年3月3日)読了。大部分は、2005年に書いたとあるが、秀逸な日中論。自分が10代からボンヤリ考えていたが、考えつめなかったことも含めて、さらに深く考究して、実に読みやすい。自分のいい加減さが恥ずかしい。読後、メモをとっていたら、Hがどう、それ、中国語に訳されているらしいねという。そして、貸す。
夕方、中山容さんのアジア系アメリカ人文学研究の片腕だった奈良の神田稔さんが支援にきてくれる。
〈八〉のトイレのライトがつかず、ナライさんに見てもらい、器具をそうじしてもらい、OKとなる。ルパンが、今日は咲希を口説いてうるさい。他はゲンちゃん、ロイ、Bもいたが、道新の小川直樹さんが〈八〉支援に駆けつけてくれた。咲希は胸毛のある男がいいとかで、一瞬、西村玄考がクローズ・アップされる。
ルパン、ナライ、サキで、京楽に流れる。

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2012.11/15(水)


知恩寺の手づくり市、今日も覗けず。
ルネで、ポラーニョの「2666」サラマーゴの「複製された男」鷲津力「『加藤周一』という生き方」入手。
〈ほ〉に入ると同時に、例の女性がきたので、30分後に外出すると告げる。ジンジャージュースを出すと、これの成分は何ですかとタメグチをきく。早々に帰ってもらって、もう一度、ルネへ。「夢の抜け口」「道草の景色」「Beautiful Women in Kyoto」があったので、「夢」だけを仕入れた。
〈ほ〉に戻ると、高大と同女に通ったのに、当時は〈ほ〉に入ったことがなく、秋野亥左牟展の時が初めてという女性くる。秋野亥左牟さんが亡くなったというと、やっぱり原画を買えばよかったという。
ヒルゲートでは、「ここが家だ、ベン・シャーンの第五福竜丸」(絵ベン・シャーン、構成・文アーサー・ビナード)とやはりビナードの「亜米利加ニモ負ケズ」を入手。
ヤマヤでは、オリーブオイル、クスクス、ローズティを買う。そのあと、グレゴリオとマロニエに川勝英十津さんの作品を見に行く。
71年に、中尾ハジメと一緒にいい加減なお盆をつくっていたのを思い出す。それにつけても、自分の45年はなってないと思う。
西川勲さんの息子に名刺を渡す。
途中で、うちの美女を撮ってくれと藤本さんがいっていたのを思い出し、彩雲堂にお邪魔し、藤本夫妻を撮影。35ミリの方が良かったか。
〈ほ〉に香港のライター兼エディターの林さん(1/19生)が写真のことでインタビューにくる。京造に1年語学留学していた女性で両親は潮州出身という。Ron Lamという名も持っている。「京都猫町ブルース」をネットで見て、〈ほ〉にたどりつく。
福原のおっちゃんが、PAの仕事ありがとうとくる。中川五郎に器材の件でtel。
雨で、京大マリーンも低調。池亀美紀さん(12/14生)という美女撮影。
〈八〉4ヶ月前カウンター内のライトの配線がダメになったが、今度は冷蔵庫とトイレの電源の配線もアウト。漏電にならなければいいが。12時まで客なし。帰ろうかと思っているところ、ロイとAlex Bazesという半年前にユリちゃんに会いたがっていたアメリカ人とイギリスの少年くる。ビル・ジョンストンとアメリカの禅寺で会ったという話をしていたのを思い出す。いまは、仏教研究をやめて鷹ケ峰で鍛冶屋をやっているというので、イスラエル人のアーノルドを知っているし、「ほんやら洞と歩く京都行きあたりばったり」(淡交社)という本(今日、この本を買った女性来店)にものせた話もする。
彼らにも〈ほ〉にイタチが生息する話をする。イタチは英語では、weaselというらしく、じゃあ、「いたちごっこ」は?ときくと、アレックスが調べる。doing the same thing repeatedly という。で、こっちの辞書を調べると、play a cat-and-mous game (with the police)という例文と、「物価と賃金のいたちごっこ」はvicious spiral of prices and wages; a wage-price spiralがでてきた。ちがう辞書には、weaselの第二義で「こそこそした男、ずるい人」があり、動詞で「言語を濁す(cf.weasel word)」もあった。面白くなって「いたちの最後っ屁」は、parting [parthian] shotらしい。古代のカスピ海南東のパルティァの遊牧民は、馬で逃げるふりをして、最後に矢を射ったことからきたという。パルティァは中国では安息国と書いた。「いたちの道をきめ込む」は、fail [(fml) neglect] to write (to) [to call on] sb for a long time; do not appear [show one's face] for ages [a long time]
いずれも、英米人の酔っ払い客と喋るいいネタになる。さらに、広辞苑をみると、イタチウオ、イタチウリ、イタチグサ(レンギョウの古称)、イタチ雲(積乱雲)なども発見。鼬(いたち)なき間の貂誇り、いたちの道切りという言い方もあった。
気がつけば、1:30。〈ほ〉冷蔵庫のスウィッチ切りに寄り、先日の横ちゃんのマネをして、インスタントラーメンをすする。でも、野菜スープ仕立て。

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2012.11/14(火)


昼は、ある女性に少しフェイントをかけて、遅く入る。
2FにはHがきていた。夕方、その女性は、財布をなくしたとか、騒ぎにくる。
10日前に広小路の御所の脇道でイタチをみたが、今日は、夜〈ほ〉のカウンター内でネズミの鳴き声がするので、ネズミとりにひっかかったのかとカウンターにいくと、逃げていくイタチの後ろ姿をみる。〈ほ〉内に生息しているのだ。撮ってやろうと待ち構えるも出てこない。イタチはパンを食うのだろうか?イタチはネズミの鳴き声に似ているのか?という2つの疑問が湧く。
〈八〉ナライさんとカゲロヲがいたが、だれだかカゲロヲはわからなかった。先日もそうだった。川崎さんはいつもより遅く、また、来ないと思ったルパンがくる。アサリをモノにするとかいって、この2ヶ月ほどうるさい。Kei-k、ドゥニ、Bもくる。
変わり種は、きな粉屋さん&埼玉の坊さん(陶山憲裕さん)&京大原子核工学教授。きな粉屋さんが京都検定の本をもって、羅生門がどうの、じゅんさいな…がどうのいう。教授は酔ったら放言する方で、数年前は、「オレ、イランのために原爆をつくりにいこうか」などといってカッコウつけて飲む場を盛り上げていたが、今日は、カイさん、カザフにいくのなら、ある学者を紹介する、その彼女周辺を撮ってくれという。先日、原子力を巡る会議が京大であったらしく、カザフから2人きて、そのうちのひとりらしく、「カイさんを呼ぶ連中はどんなのか知らんけど、そんなレベルじゃないぞ」と、また訳のわからんことをいう。淋しい教授もいるのだ。

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2012.11/13(月)


オープンと同時にいつもの独り言女性くる。芋ごはんをパックにつめてお土産という。こっちは、芋ご飯なんか食いたくないよ。そんな気持ちなど一切忖度なしだ。そして、6時までいて、写真集(1冊500円)を4冊買い、夜は夜で〈八〉にくる。これ、お土産といって、自分の目前にアラレを4袋おき、3時間かけ、それをひとり食ってしまった。もっとも、おっちゃんが、少しへつったが。
〈ほ〉はイタリア人カップルとパリジャン&パリジェンヌがきたが、後者のカップルは来〈八〉。オイタさんがスキャン用ネガを持って帰ってくれる。おっちゃんにはPAのことをいう。樋口智美さんは初めて、旦那、娘をともに連れてくる。あと、ナライさん、B、山根さんもくる。
9:40まで〈八〉で眠る。
昼、〈ほ〉に朝日の記者がきて、取材対象のことをきき、ガッカリ。要するに、何も考えてない。ステレオタイプの記事を書くだけなんだろう。

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2012.11/12(日)


内田樹「街場の中国論」に教えられる。氏の「2人の父」を読むと、ぼくの父がいかにいい加減であるかよくわかる。中国にいって何をしていたかについての語りについてもウソばっかりなのは小学校3年生のぼくにもわかったくらいだから、内田氏の父を引っ張り出すのも失礼というべきだ。ぼくは父の子で、高校時代まではずっと阿Qのような存在だった。
11時半オープン。
すぐに病気の女性くる。
ロジェーさんくる。11/10に精華町の祝園に引っ越したという。駅まで歩いて、12分。100坪に2棟ある家が2400万円という。ヨシコちゃんのローンという。彼女が専任講師になった由。彼も来年は同大4コマ教えることになり、今出川にくるはず。
〈八〉オープン早々に富樫が最後までいる。あとは、ちょっと失意のダグラスと音峰さんだけ。
富樫は、北京の自慢話と彼女とのギクシャク話。富樫がひとりでしゃべりぱなしなのに、ダグラスがかみつく。ダグは人間国宝のところで働いている可愛いレイミちゃんが、メモに25才と記したのに感動したという。61才だか59才だかのあなた(ダグラス)とは私は恋愛できないのだよ、私は25才だからとさりげなく言ったというのだ。なんのこっちゃ!?ダグは月・火曜は精華で教えているので、月は来〈八〉可能と、その旨、彼女に伝えてくれと。

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2012.11/11(土)


ひどく疲れている。
8時起床するもネガ整理の元気なし。
珍しく書評(5紙)面白いもの少なし。
2時に数人くるというので、シチュー、カレー用にキャベツをたくさん切るが、みなHC。
病気の女性またくる。パークスのCD久しぶりにきく。連れもきたが、連れが2Fで本を見ている間、ずっとひとり言をいっている。
キョート・コネクションのケン・ロジャーズさん(ジョン・アイナースンの仲間)が久しぶりにくる。この店の壁にはボクがつくったビラをはった押しピンの跡がいっぱい残っているという。30年京都に住む。
いままでは月曜社用のネガ・チェックだったが、今日からはI社も念頭に入れてセレクション。
〈八〉入り、9時。川崎さんとルパンがいた。そこに川勝英十津さん夫妻が「にしかわ」と「グレゴリオ」での個展のかえりに寄ってくれる。夕べの川上隆志さんは専大教授らしく、同僚(になる?)浜崎加奈子さんと来店。彼女は18年前、京大の美学の学生の頃、撮影していた。歌舞伎趣味なところまで覚えていた。三角州で、白いシャツにロングの黒のワンピース姿だった。その時は誕生日をきかなかった?5/31だった。昨日、川上さんと一緒にきて、高校生時分、大阪からやってきて〈ほ〉、京一会館、西部講堂(そういうコネがあった)ばかり行っていたという北口学さんは大芸大教員。川上さんは専大で何でもできる。一度呼んであげるとのこと。
最後に、元気なチーちゃんが、ポッキーをいっぱい持って入ってきた。

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2012.11/10(金)


少しネガ・チェックして〈ほ〉へ。
多田さんの井伏論の感動の余熱のせいで、井伏の「鶏肋集・半生記 」を吉岡で買う。ついでに、石川三四郎自伝を買う。これは、いつ出たのかと奥付をみると、1977年10月とあった。たぶん、76年までだったら、すっと買っていたはず。77年は頭は混乱だったので、出版されたのがわかってなかった。
11:30オープン。
夕べからの興奮がつづいていて、面白いフィクションをつくるぞと決意をあらたにする。思えば、苦しい15年だった。それまでの10年がろくでもなく、その前の数年は少し頑張り、さらにその前の2、3年がひどく、その前となると、77〜78年となると波がわかる。
客が少ないので、フライヤーをもって走ろうかと思っているところ、少し客。サッちゃん体調不全。大橋さんから返信あり。結局、六曜社、ヒルゲート、マロニエにいく。マロニエでは、2、3月個展をやらせよと頼む。
戻ると、サッちゃんから、どこに行っていたの、土曜日のかきいれ時間に?とtel。
そのあと山上君がDMもってくる。
山田拓宏氏から7:30に〈八〉をオープンしていいかとtel。日本庭園学会の打ち上げ。8時過ぎに〈八〉入り。東農大エクステンションセンター長鈴木誠教授を紹介してくれた。池田知隆さんよりtel。村井三夫さん、落合さん、川上隆志さんら10人くる。2グループ以外は、ウーロン・チョンのみ。川上さんは豊後の金山の話をしたら、明日、またきますという。村井三夫さんが老けているのにはびっくり。お互い様か。府立図書館でいつもぼくの写真集を入れてくれているという女性も初来店。
11:30には客がなくなったが、1:30に閉める。

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2012.11/9(木)


朝からパリのネガと月曜社用ネガチェック。
11時〈ほ〉入り。
吉田秀司さんという30年前のお客が信州からくる。昔、ガールフレンドが〈ほ〉でバイトしていたという。今晩、先斗町のバー335でライブ。このバーは、昔の「赤頭巾」系列という。つげ義春さんとのコンタクトの件で、正津勉さんにtel。筑摩の鶴見さんという編集者を紹介してくれる。彼女を介して担当編集者と連絡をとれることになった。ウィーンの大橋良介さんにもメールする。レオに鶴見さんの「戦後日本の大衆文化史」(岩波)と多田さんの「転々私小説論」にもつげ論があるとメール。
夕方、朝日のS記者が正月の特集がらみで取材にくる。
〈八〉では、温ちゃんの何日おくれかの誕生日パーティをやっていて、ケーキお相伴に与る。梅先生こず。マンガ家のニコラがバリでバーをやっている健太郎さんをつれてくる。いまは香港に住んでいるという。ぼくは若いときにそういう生活をする勇気、構想力がなかった。ナライさん、ロイ&先生、そこに2人きたが、岩波のS氏ら6人がきて、2人は遠慮して帰る。S氏は、スキャンしたネガをみせろという。いままで発表してないものでいいものがあれば、出すことも考えられるという。ヨーロッパの出版社という話をすると、それはフランクフルトの見本市にいくことが先決という。
サッちゃんには正月早々に〈ほ〉通信を復刊して、世界に散っている広範な客、友人に書いてもらおうという。来春、早々、必要なことは畳かけることだ。それしかない。来年が、オーバーに言えば、ぼくの人生最後のチャンス。カザフスタンにも4回行かねばならない。その間、この面白い店をやりたいという人物が出てくるように仕組まねば、と。
フェスタのN氏、ピンチ。工面に一役かってくれないか、とtel。

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2012.11/8(水)


KRKの望月氏に呼びとめられ、近江舞子付近に独力でつくった家をみせられる。できたら、写真をとってもらって雑談に発表してもらいたいというが、いく時間なし。D2で米、ウーロン茶を買う。
3時、「いまいち」の取材あり。汀子さんがきて、2hずっとひとり言。
月曜社にCDR(14枚目、今回は1800点)を送る。京、朝、毎、読、時の各新聞社とNHKに、ねこ展のフライヤー送付。
となり(モミジヤ)との境に隙間があり、青天が見えていたのが今日塞がる。
水道代集金あり。客きわめて少なし。九州の姉は、店をしめて、1〜2ヶ月でもカザフスタンに行け!後がないぞという。

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2012.11/7(火)


五郎ライブにきた東京の橋本さん、来〈ほ〉。森見小説をよみ、京都にアパートも借りたという。H、広島土産。
パリ日記を整理。分量が多すぎるようだ。サッちゃんはU研に顔を出す。
〈八〉川崎さん、ルパンが先行。あとは、園木葉さんがフランス在住のチェコ系ロシア人夫妻をつれてくる。あとで、別っこに、B、ドゥニーさらにしかさん、Kei-kくる。
血圧あがったまま。福住廉さんが「別府現代芸術フェスティバル2012 混浴温泉の世界」について書いている。12/2までなので、見れそうもない。

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2012.11/6(月)


読みさしの本、原稿用紙、〈八〉に忘れてくる。
葛西善蔵、宇野浩二の古本さがしにいったが、竹岡は閉まっていた。
サッちゃん、U研の非常勤が決まればいいのだが。
同女大(4回)の3人、ランチにくる。おじいさんが古本屋とまちがって入ってくる。
中沢新一の「大阪アースダイバー」の目次構成をみながら、オレも月曜社本は、このように大づかみに呈示すべきかと思う。
原稿を書けばいいのに、葛西善蔵「贋者」を読み始めたり、疲れると、エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵の「夢の操縦法」をめくったりする。きのうは、きのうで、よせばいいのに、野口良平、那須耕介らの訳した「メタフィジック・クラブ」の本を本屋で捜しまわったりした。
千佳ちゃん、明ちゃん、カオリちゃんにtel。チ×明○カ不出。
「人生の黄昏」がこんなにはやくくるなんて思ってなかった。どこで、いっきに歳をとったのか。物でもなんでも捨てるということを、今からでもおそくないはずで、学習しよう。
汀子さんがきて、ダラダラいて、あっちこっちにtel。「私が前座でうたいます」といいかげんなことをしきりに言っているのでその近くにいって、いちいち「テイコさんは唄いません」という。テイコさんには、木屋町通りでストリートをやれという。ヤレ、タカさんがどうした、焼肉をくいたい、五郎さんに食わせたい、ここで焼いてなどと騒ぐ。
中川五郎さんは、6時半に到着していた。
いいライブだった。西村さんは、12月は、時事ネタソングは減らしてくれという注文だけつけて帰った。
フォイル・ギャラリーの竹井さんもくる。兵庫や東京からの客もあった。テイコさんはスキがあれば、シャシャリ出ようとした。
最後の方は、バックでずっと踊っていた。
テイコさんに会いたくないといって、来ない客がいるといってきかせても効き目なし。
終わり間際に、在田さんから数人いくとtelがあり、どうぞと言ったが、すぐにダニエルら4人がきて、席がなくなり、在田さん、京都の松田ゆいさんらには悪いことをした。
山上君も皆が帰ったあとにきた。
段ちゃんは、東九条マダンでテイコさんに会ったらしく、それで、テイコさんはよろこんで、何回も乾杯する。

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2012.11/5(日)


午前中、ルネで本を物色。
その間、H、汀子さんが来〈ほ〉したとあとで、汀子さんにきく。〈八〉新大家に入金。新フォトSにフィルム23本(現像)持っていって、両ジュンク堂物色。
戻ると、レオがくる。多田道太郎の「変身放火論」「転々私小説論」鶴見俊輔「私の地平線の上に」をみせる。エマニュエルのジャポネも。多田さんは、24才(実は、25才だった)のとき、J.P.サルトル「唯物論と革命」を翻訳したというと、「ぼくは、来年24才、ぼくのつげ義春の仏訳が出るかなァ」といった。その顔を撮る。ジャック・ラローズと連絡をとりたがっており、彼とは旧知の仲で変な因縁があるのといったらびっくりする。日仏の新文化ディレクターが昨日会いにきたといったらさらにびっくり。昨日接触したとか。
汀子さんは、出町の買い物の話ばかりしたがったが、無視。レオとぼくのやりとりを察して帰る。
「はなかみ通信」(2012,吾亦紅《晩夏の意》)其の三十七通落手。
袖井林二郎「夢=異国への旅」(ミネルヴァ書房)おもしろし。哲兄に読ませたいが、まともには読めないか。美術の世界はこんなものだ。袖井さんがこんな仕事をしているのにはびっくり。もっとも、当方、「マッカーサーの2000日」を中途半端によんだだけだが。
サッちゃんが、明日、詩仙堂に行くとtel。金福寺も覗いたらどうという。
月曜社の原稿落手の報あり、サッちゃんはホッとする。Kaiはだまされている?軽んじられている?と猜疑心でいっぱいだった。ぼくはそんなことは全くなし。彼女は、この応答の如何によっては若干進路変更もあったろう。
飯田朔ちゃんからメール。〈ほ〉後継問題ペンディング、先日は両親も楽しんだと。田中直子さんから11/17、2人展オープニング・パーティの報あり。ドゥニ&サッちゃんは修学院離宮見物のあといけるかもと。
オイタさんより、スキャンネガ(2400点)くる。
レオには、イザベル・シャリエとアラン・ルマットのメールを教える。
〈八〉オイタさん&サッちゃん、奥田以在(同大今出川キャンパスのニュース?もたらす)、ティル&ジャーマン。ティルは韓国話。
ろくでなしにいくと、ヨコちゃんひとり、インスタントラーメンをすすっていた。京楽にいくと友希ちゃんひとりだったが、ゲストハウスから礼文島がらみの数人くる。友希ちゃんが900円というので札を出す。釣りは返さない。水商売が堂に入っているというか、こっちが酔っているとでも思っているか、同じ水仲間でそんなことをやるべきではない。ま、こっちが行かねばいいのだが。冨士谷さんはいくたびに8000円のワインを抜かれると苦笑していた。ティルはB&Cのユーちゃん、このユキちゃん、キイさんが好きというのもおもしろい。小学館IM2。

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2012.11/4(土)


6:20まで、〈八〉で寝ていた。
7時帰宅、11時起床。午前中に四条に出る予定たたず。〈ほ〉オープンと同時に、今日も汀子さん来店。
彼女が帰ったあと、末川協さん来店。1hほど〈ほ〉の表の片付け、掃除をしてくれる。
タラタラと外国人客くる。
パリからレオが顔を出す。夜、正津さんにtel。つげ義春さんは、不調のようすなので、明後日telといってくれる。
川合智代さんの友人、イザベル・オリヴィエさん(日仏の文化プログラム主任)が、アラン・ドロンばりの男をつれてくる。
メキシコ人の関西外短大の先生も久しぶり。
サッちゃんはケーキづくり。
〈八〉松ちゃん(明日入院)が帰ったあと、アニメーターの伊藤さんと、咲希の〈八〉での人気が心配の星野さんがいた。あとでカゲロヲがきただけ(朝5時まで眠る)、Kei-kもくるかと待ったが、こず。7時まで眠る。

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2012.11/3(金)


フォト・ステーション「ムツミ」の後継者(?)の店は明日オープンとのこと。貴志カスケ氏ら高瀬川で屋外彫刻展をやっていた。
アレクシアらがきたら、東九条マダンにいくつもりだったが、2時までこず。彼女らは5日から屋久島行。ダラダラ客入る。龍大のロシア系英国人先生くる。
汀子さん、タカさんらが、陣どる。
知恩寺の古書セールにも行けず。
葛西善蔵論を読みながら、兄のことを考え姉にtel。姉は、今朝はやくから庄内神楽に行っていた由。
〈ほ〉に同大国文(4回生一留大宰府出身)の山口華月さん(9/5生)がきて、就職はきまっているのに、卒論(西鶴論)ができないとボヤく。ベトナムのいい男の話もきく。東京の「野村」の建築家くる。昔、「建築ジャーナル」をみて、きたかったと。
〈八〉超ヒマ。府谷宏氏の教え子、中野由佳(4/19生)らくる。次は、2年連続東九条マダンのスムル(相撲)大会で優勝。井上章一さんには上海の感想をきく。「むこうの女子大生は日本女性の化粧にはついていけないという。そんなところでも毛沢東思想は生きている」と。

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2012.11/2(木)


〈ほ〉ダラダラ入り。アーニャが和義君(1/28生)をつれてきて八田さんに会わせず。
彼女のお母さんの実家は青森ときいて、これまで、アーニャの髪の毛なんかアイヌの血が入っているのではとひとりで思っていたが、まんざら当てずっぽうでもないかも。カザフスタンの建築家今用さんとコンタクト。永らく放っていたので、「立腹か切腹でもしていたのかと思っていた」という。
〈八〉北海道新聞の小川直樹さんの元同僚、フジTV系列のテレビ局の大阪駐在の方を同伴。朔ちゃんが、父、飯田きゅうさん、母(とは知らなかった)奈浦まほさん同伴。黒川創のつれあい妊娠の報あり。水上勉の家の始末の法的手続きは、中村稔氏の紹介で、きゅう氏がやったという。朔太郎に彼の両親を前にして〈ほ〉を3ヶ月でも半年でも一年でもやるのだったら譲るよという。K大のU先生(は、HPを起ち上げたいというのでサッちゃんを紹介すると約束)、永澄氏が、つくば大、神奈川大の先生ら同伴、妙齢の女性2人、段原君
〈八〉でダウン(8:30まで)

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2012.11/1(水)


8時起床。
1.5h猫写真さがし。40枚不足。
鴨川を北上する老人の大群に出くわす。
10時、帰〈ほ〉猫写真を求めて家さがし。なんとか揃う。早速、西村薬局に154点もっていく。これで、165点。〈八〉の新大家からの通知封筒発見。
鴨川沿いに、多田道太郎「転々私小説論」をよむ。解説の山田稔さんの多田論はユーモアたっぷり。
かえり、フライヤーを大阪コピーで300枚コピー。A3は5枚。ガケ書房、恵文社にフライヤー持参。ガケで朝倉喬司「19歳の連続射殺魔」(ぎんが堂文庫)、恵文社で橋本治「巡礼」竹内成明他訳のルソー・コレクション「起源」(白水社)を買う。百万遍のボール&チェーンにもフライヤーをもっていく。森清範さんは祇園のB&Cの客らしい。
戻ると汀子さんがきて、1hぬけてまたくる。グリーンプロムナードで唄うだよと独り言をいいながら粘る。おかげ(失礼!)で原稿をかく。
松ちゃん、昨日、病院にいったというとこまではいうが、手術云々は言葉を濁す。5日こっそり入院して、こっそり手術するのだろう。その前に、母が入っているところはどういう所か、見にいかねばという。
珍しく、同大の教授が学生5人つれてきて、ランチをごちそう。
夜、マリーンはハローウィンのコスプレ。
〈八〉シカさんのみ。
ろくでなし、京楽、村屋、レコレコにフライヤー持参。帰宅は5:00。

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