ほんやら洞・甲斐扶佐義 HONYARADO/KAI FUSAYOSHI's Web Site

 
カイ日乗 12月

2012.12/8(金)


2Fに、10~15人くるというので、温ちゃんに入ってもらったが、5人のみ。温ちゃん、「リベンジ」とかで、当ブログ打ちに挑戦してくれる。フーさんがきて、俺が校正するといって励ましてくれる。
李敬惠さんは自分が写っている写真集を買いに来る。
姉にtel。兄。
社会学者でキャンバラ研究者の鵜飼正樹氏がジョー・岡田氏をつれてきて記念撮影。今日はNew Cool Kyoto Walking Tourで9人(1人3000円)参加したという。関西外語短大の米人学生に帰りしなに喋りかける。昼、岐阜の中学の英語教師をやっているマタレーゼ(摩多冷泉だったっけ?股冷泉だったらちょっと下品?)君がきて、ケルンの文章をみせたら、チェックしてくれる。3ヶ所。1ヶ所は、an accused singer during trial who had writtenは、a singer who was accused of writingにすべきだと。もっともなことだ。彼は、こんな内容がいっぱいつまった文章は、”a lasagna sentence”といって、自分は好きだといってくれる。これも夜きたHATAOの読みにかかれば権威主義的になり、好きでないとなる。彼は少なくとも、最初の5行は3人称で書くべきだったという。このままでは威張り屋みたい。まあ、カイさんに会ったら、控え目なので、そうでないのがわかり、びっくりすると思うけど、という留保つき。タッキーノさんのパンフレットの文章をみても彼は、「これ、世代的なものかなァ。岡部昌生さんのものみたい」という。HATAOは、もう60才すぎたら、素直に生きたいとも。ぼくもぼくなりに素直にいっているのだが。
姉にtel。毎度のことながら、兄の周章狼狽ぶりをきく。明日カエル百匹を天井板用に杉板に描いたものを納品しなければならないのに、全く出来てないという。昔の絵をパソコンをおこし拡大してみながら、蓮を描こうとしたり、急に呼び出したアシスタントにコンパスをつかわせたり、姉に犬の世話をさせながら、ドタバタやっており、姉が見ても、3ヶ月かけてもできそうもない進歩状況のなかにあるという。ぼくとしては、結局できず、山口の如意輪寺(カエル寺という)の坊さんとケンカするのがオチではないかと案ずるのみだ。
〈八〉トップ客は、12/3にパリから戻ったHATAO。ファンのアサリちゃんを呼び出す。アサリちゃんは、シマッタ、シマッタ、シマクラチヨコといい(!?)ながら、いまイタリアンを食べに来て、ニンニクくさいのという。カウンターではタバコ吸いが多く、HATAOはカウンターにこない。
東京の中村医師、フーさんと温ちゃん、高田さん、不明の2人、スイスのロッコさんとケルンからの法学者、深夜、オイタさんもくる。
〈八〉泊。

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2012.12/7(木)


家に、母と娘が泊りにきたが、一部屋に写真がちらかっていて、もうひと部屋は?と思ったら、部屋の襖があき、1才位のHかA’の子どもの顔と母親の寝姿があり、ご免なさいという夢を見ていた。
夕方、共同の西出氏と同志社の中野先生が顔を出す。さらに、その後、20年ぶりのストックホルムに住む李敬惠がきて、小西明子さん周辺話でもちきりになる。河原町今出川下ルに「京都画廊」というのができて、そこのキュレーターかプロデューサーかになるつもりで、上洛したが、困難がありとりやめたという。
〈八〉シカさんが開ける。ナライさんがきて北川フラムの講演をおえて帰ろうとしているサキちゃんを呼び出す。そこにアサリちゃんもヒルゲートを支える65才の女性もくる。東京でロビーストをやっている男、女性とくる。

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2012.12/6(水)


鍛冶みゆきさんより、ケルンのアンドレアスさんは友人とのメールあり。
〈ほ〉の表の本4冊売れる。2冊買ってくれた同大社会学の院生が、モンペリエ在住のエリックさんの撮った鴨川ムービーを今度もってくるので、みてくれという。エリックさんはカイファンとのこと。田中直子さんも扇子屋のパリで会った美女の写真展をしたいという願望の手助けしてもらえるかと来店。
湯川豊さんが笹森儀助について書いているので、つい「本のなかの旅」を買う。ぼくは17才の頃、笹森儀助に憧れていた。
マリーンの池亀さんを今度撮影のため来る約束。
シカさん、奥さんが宮古島に行く頃、北朝鮮のミサイル発射と重なるかもと案じる。報道もアテにならないと思うが。
夕べ忘れ物をした(泊っていった)大学関係者、IDカードを捜しにくる。
ロイは鍛冶屋志願の同志社幼稚園の先生とくる。
梅林克氏は、わが家は自分が29代目になる刀鍛冶という。

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2012.12/5(火)


8時に目覚めるも起床できず。老いか。
12時前に店に入って、注文のビールを出そうとして樽が空なのに気づく。しかもガスも完欠。酒屋に行っている間に客4人逃がす。レバーが作動した原因がわからない。考えられるのは、イタチがぶつかった位のことだ。夕べ、イタチを脅かしたので、その仕返しかも。おかげで、一樽まるまるとこれ用のガスボンベも空になり、しめて、1万円の損。客を逃したのを勘案すると、もう少しの被害。
「Kyo!」の連載1回目の校正ゲラ届く。田中直子さんが講堂さんという扇子屋を同伴。彼がパリであった27才美女の写真展をやる場をさがしているとのこと。永澄氏よりのtelで、日高六郎さんの本の書評は、共同で加藤典洋さんがやるとのこと。
由布市から届いた(底鶴)米食す。うまし。
上野誠著「天平グレート・ジャーニー」(講談社)を読み始める。
〈ほ〉超ひま。志真子の孫の乳児園での先生くる。行灯展をみてくれるとのこと。
サッちゃんとレティシア書房に行き、写真集を置いてもらう。京都新聞での69, 70年のバイト仲間の服部さんが、「優里奈レコード」時代の上司だと主人いう。
〈八〉選挙前だけに、その手の闖入者あり。シカさんの苦喪の程を訊く。

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2012.12/4(月)


不調。
9時起床。サッちゃんのプリントの有無のtelを頼まれていたので、仕方なし。
余華氏の本、読了。どれも説得的、「草の根」「革命」「山寨」「忽悠」のどれをとってもこの60年の中国の言語、文化、社会の構造を照らし出す。笑えない現実。「山寨」「忽悠」は自分にもあてはまる。「兄弟」(文春文庫上・下)同様。すごい本だ。
海老坂さんに33年ぶりに会う。「カイさんは、クラシック好きですか」といって帰る。
パリの西川氏は苦戦模様。
瑠璃ちゃんのお母さんから、〈ほ〉は何人入るかとtel。立命の学生を15人連れてくるかもと。
去年の今頃は、エクサンプロヴァンスだった。工藤丈輝氏よりフライヤー届く。12/21~23 スペース雑遊にて舞踏「Reproduce the Body torn into pieces. The constraction site or the existence killed by a vehicle.」(工場―或イハ轢死セル実在)
姉よりカボス、漬物、米恵送さる。
〈八〉は、京都写真クラブの会計士の西沢氏と友人のみ。

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2012.12/3(日)


やっと行灯展始まる。
「日高六郎―95歳ポルトレ」(新宿書房)に感動した旨を京都新聞の永澄氏にtel。山中氏に告げてくれともいう。ついでに、「となりに脱走兵がいた時代」(思想の科学社)所収の日高さんの「来価のこと」を読み返す。これまた、なかなか。「ヒッピーとか、カウンター・カルチュアとかいう言葉がはやった。四角四面に働き生きるのではなく、生物がもともと持っている肉と皮の曲線のように、遊び、動き、生きようということであろうか。硬い骨は、脳ミソをふくめ、やわらかい部分―そしてそれが生物の生命の快楽と苦痛の中心なのだが―を保護する枠にしかすぎない。ヒッピーとはやわらかい生きかたである」という日高さんの記述で思い出すことも多い。この部分だけでなく、いま読んでもこの「来価のこと」のはしばしはぼくに自省をせまる。そして、〈ほ〉が出来た頃のことを思い出す。
月曜社に手紙。サンケイ京都、読売大阪にも。
行灯展、カブッているのが数点あり、ガッカリ?ビックリ!?
〈八〉に入るとすぐにナライさんがきて、帰り、ずぐにドゥニもくる。行灯展がよかったのできたと。でも、少し小さすぎるね、と。ナライさんは地ベタに置いてるのかと思ったと。
西村さんにダブリをいうと、そんなにあった!?とびっくりする。
A社のS氏は電話取材。西村さんにもあれこれいうので、まず、〈八〉へ行け!と言ったという。
シカさんグループ8人。

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2012.12/2(土)


日高六郎ポルトレを一気呵成に読む。この対話周辺の多くのことを思い出す。これに触発されたというべきか。ノートに取るつもり。月曜社用に、ここから触発されたノートは10枚くらい書くことになりそう。
〈ほ〉の前で工藤弘志さん夫妻、69年一緒にでもをしていた倫理学の川島さんに会い、撮る。
グリーン商店街にいこうかと思ったが、客があるので、出れず。首藤氏に送るCD-Rを〈八〉に忘れてきた。それでも気になって行くも、展示はまだ。
あるスペイン人の話。日本にきて7年、同棲して6年、ぼちぼち地固めをしたくなったので、これは、ここだけの話だけど、ボチボチ結婚しようと思う。最初は、○○さん、次は××を好きになり、いまの彼女。他の女をみれば移り気がしないわけではないが、つらいとこ、という。
〈八〉カゲロヲ、オイタさん、おっちゃん、ダグラス。カゲロヲは、和見に飛行場でのバイトを誘った由。おっちゃんの話で、維新派からダムタイプに行った演出家(大外大卒)のことをカゲロヲは思い出す。カゲロヲは夜の滑走路の傷跡(!?)をコークスで埋めていく作業、そして、その状況はロマンチックだという。
ろくでなし、京楽、石松商店に行灯展のフライヤー持参。

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2012.12/1(金)


大阪、高知、東京から行灯展にきた客あり。みな明日戻るという。
昼からずっと時雨れる。「日高六郎・95歳のポルトレ--対話をとおして」(新宿書房)を持ち帰るのを忘れ、一時もはやく読了したいと思いつつ、余華著「ほんとうの中国の話をしよう」(河出)をあらかた読む。これも巻措くを能わずの感あり。1960年生まれの作家だが、ぼくたちは海のむこうの文化大革命の喧騒の表層的な情報のみで固唾をのんで見守っていた頃を思い出す。その渦中を生き延び、二世を生きた心地がすると記す作家の、なんとも凄いエッセイ集。
サッちゃんといつもの珉珉でいつものメニュー注文。
ケルンのアンドレアスさんからのメールをみて、即、返事出す。
〈八〉には、8:30箕浦舞さんが早々ときて、数学者は10:45。ナライさん、ジャーマン、ドゥニ、ティル、ダグラス、辻進と仲間とくる。ジャーマン、ティルは比叡平でパーティ後、ネコ穴。
閉店は3時。ティルは泊り。

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